R27を淡々と東へ。 この辺りに来ると、必ず舞鶴には立ち寄るのだが、小浜港には一度しか来たことがない(2005年の鳥取砂丘ツーリング)。 場所的にR27からちょっと外れているからね。 若狭フィッシャーマンズ・ワーフとか、舞鶴に負けてないと思うのだけど。
12:53 寂れているんじゃないかと心配して来てみたが、観光客がいっぱいでバイクもたくさんいた。 大変失礼いたしました。
今まで走ったトラックログを見てて、小浜港から北へ海岸線を進むR162(レインボーライン)を走ったことがないのに気がついたのだ。 R27は琵琶湖から来るR303と接続するべく内陸側を通るからね。
走ってみてびっくり! この道は素晴らしい! 今まで知らなかったのは大きな損失だった。
小浜港に停まっていたバイクは、みんなこの道を通ってやってきたのだろう。
とはいえ調子に載るのは禁物。 3台くらいパトカーとすれ違った。 景色を眺めながらクルージングするのがいいだろう。
13:25 三方でR27に戻る。 若狭美浜I.C.を通り過ぎてからR8と合流するまでのR27金山バイパスはまるで高速道路のよう。 昔はここは渋滞が酷かったけどね。
13:49 敦賀I.C.の入口を過ぎてすぐに左折する細い道がある。 県道210号線で木の芽川を渡ってすぐ右折し、そのままR476に合流する。
13:54 マルトミ工業営業所の近くで古いトンネルを見た。 車道にしては小さいが... 付け替え前の北陸本線のトンネルかな?
この辺りには、新保駅跡、杉津駅跡、山中トンネル、大桐駅跡などがある。 友人Hは行ったことがあるらしい。
この記事を読んで興味はあったのだが、今日は先を急ぐので寄れない。 また改めて訪れてみたい。
14:02 R476木ノ芽峠はトンネルだった。 2004年に開通するまではクルマは通れなかったらしい。
14:04 木ノ芽峠トンネルを出たところでR365と合流する。 余呉湖から椿坂峠、栃ノ木峠を越えるR365は2003年に関西トラミの帰りに通ったことがある。 あの頃はまだ経験値が低かったので、かなりの難所に感じたものだ。
2014年に椿坂バイパスが開通したので多少は通りやすくなったと思うが、旧道はいまどうなっているだろうか? 丹生ダムの滋賀県道285号線とか、R303とか、冠山林道とか、この辺りは走ってみたい道がたくさんあるのだ。
14:25 7-11 南越前町店で遅い昼食。 暑いのでざるそばを喰う。 リポDも補給する。
14:54 一時的にR8に合流して武生I.C.入り口で県道262号線へ。 まっすぐ東へ進む。
15:16 そのまま県道2号線経由で再びR476へ。 R476の点線区間は森林基幹道 今庄・池田線でバイパスできるらしいけど、GoogleMapsでは出てこないんだよね。 通れるのかしらん?
15:25 県道2号線との重複区間から分かれてまた山道へ。 はいはい。 「大型車通行不能」ね。
15:33 ん!? 通行止めのバリケードがある! ここまでそんな警告は無かったぞ!!
でも完全封鎖じゃなくて半分だけのバリケードというのが気になる。 迂回するのも時間がかかるし、行けるところまで行ってみよう。
これくらいじゃ驚かないけど、国道というより林道って感じだね。
15:38 南野津又隧道というらしい。 ここが峠か?
トンネルを抜けるとスカイライン。 見晴らしいいね。
ところで通行止めはどこだろう?
走っていたら山菜採りらしき地元民が。 「この先、通れますか?」と訊いたら、「通れるよ!ちょっと狭いけどね」とのこと。 助かります!
まだ冬季通行止めが解除されてから最低限の整備しかしてない感じだね。
15:42 2つ目のトンネル、丁隧道が現れた。 暗くなってからは通りたくないな。
トンネルを抜けると大野市街が一望できた。
そういえば、ここの越前大野城も「天空の城」と呼ばれているらしい。
坂を下っていくと、てっぺんに木が生えた面白い岩があった。
15:46 岩に気を取られていたら、通行止めの原因となった土砂崩れ地点がすぐそこに。
確かに「狭いけど通れる」ね。
落ちたら下まで一気だね。 怖いねぇ。
下まで降りると田んぼの畦道に芝桜が。 それもここだけじゃなくどこの田んぼでも満開だった。
15:55 R158に合流し、エッソ オートヴィオSSで給油。
この先は山の中なので、隣のショッピングモールヴィオ内のかじ惣で買い出ししていく。 ここはデフォルトで買い物袋をくれないところだった。
16:36 出発する。
地図を見る限り、R158は山の中を通る寂しい道のように思えるが、実は福井市から郡上市、あるいは東海北陸自動車道へ抜ける幹線道といってよく、交通量もかなりある。
中部縦貫自動車道の大野油坂道路も既に着工されており、いずれは北陸道と直結することになる。 原付には関係ないけどね。
17:06 パークホテル九頭竜って、ここでいいんだよね?
「九頭竜国民休養地」の国民休養地って何だろうね? 国民休暇村とはまた違うのか?
国民宿舎っていうのもよく分からないんだけどね。 ここのフロントでキャンプ場の受付を行う。
バイクは1,500円。 サイトの半分はまだ未整備とのこと。 「今日は炊事場に近い(この絵で下の方の)サイトが空いていておすすめ」とのこと。
トイレ(正面)にぶつかったら右へ回り込めとのこと。
オススメのサイトは、カップルがちょうど設営中で確かに空いている。
クルマも乗り入れ可能のようだが、バイクは路肩に停めた。
地面は芝というよりも乾いた苔みたいな感じで、緑のビロードのようだ。 汚らしい感じはなくとても綺麗。
他のキャンパーは桜の近くを選んだようだ。 インスタ映えするもんね。
奥にあるのが炊事場。 水道の水質は良く、飲用も問題ない。
長かった今回の旅も、いよいよ最後の晩餐だね。 花は寂しいが問題はない。
袋サラダを食べたあとに刺し身。 「ふくらぎ」というのはブリの子供らしい。
国産交雑牛小間切れで焼肉。
食べている最中にバイク乗りがやってきて、同じサイトに設営していた。
最後はやっぱり鍋。 日が暮れると一気に冷えるのかと思ったのだが、そんなに寒くはない。 風がないってイイね!
受付時に「お風呂は21時までですが、22時くらいまで大丈夫ですよ」と言ってくれたが、明日も早いので20時にはお風呂へ(300円)。
明日はいよいよ帰宅だね。 最後まで安全に頑張ろう。
本日の移動距離 352.7km
Google Earth用KMZファイル(美作市~九頭竜湖) → 20180505.kmz