このような状況の中で、いち早くサブメーター級測位サービスに対応したGNSSトラッカーとしてフォルテが発売したのが、車載用GNSSトラッカー「FB102」と、FB102に防水機能を加えた携帯用のGNSSトラッカー「FB202」だ。みちびきのサブメーター級測位サービスを実現する「L1S補強信号」に対応しており、一般的なGPS受信機の誤差がおよそ10mであるのに対して、L1S信号を受信できる環境であれば誤差1m以下の高精度で測位できる。
測位した位置情報は3G(W-CDMA)回線によりインターネットのサーバーに送られ、クラウド上で位置を確認できる。これらの製品はSIMフリー端末で、NTTドコモおよびソフトバンクのSIMに対応している。すでに6000台ほど出荷されているという。
GNSSロガーじゃなくてトラッカーなのね。 そのために3G回線を使うようです。
株式会社フォルテのWebサイトでFB102を19,300円(税抜)で販売してますが、3G回線ってあと何年くらい使えるんだろう?
購入してeTrexと測位誤差を比較してみたいけど、お試しで買うにはちょっとお値段がはりますね。 microSDにトラックログを記録するなんてこともできないみたいだし。
でもSpresenseを買ってきて自作しても、結局同じくらいの値段になりそうですが。
ちなみに「みちびき」についてですが、以下のサイトが詳しく解説してくれています。
山歩きでは「みちびき」より「GLONASS」を受信出来るほうが意味はありそうです。近い将来、補強信号(SBASやL1S信号)が受信出来たとしても見晴の良い場所だけの効果に留まる可能性が高いです。GPSは他国に頼っているのが現実なのですが、日本としてやるべき戦略課題が多々ある中で、国債で借金してまで(また疑問な宣伝までして)自国GPSに血税を投入して良いものか…です。
しかし折角貴重な税金で打ち上げた「みちびき」なので是非L1S信号(=ディファレンシャル情報)は普及して欲しいです。数年後GPS近代化信号(L1C信号)を受信できるハンディーGPSやスマートフォンが増えてくれば補足出来る衛星数が大幅に増加するためDOPが改善しL1S信号やSBAS補強信号などDGPS補正効果が出てくるので山やビルの谷間でもRTK測位法を使わなくても1~3m位の精度が出る可能性があります。
GARMINのGPS受信機は米国GPS以外の衛星を信用してないようですねw