スズキ「生産方式」にほころび、カリスマ経営者の進退は?(ニュースイッチ) - Yahoo!ニュース
鈴木会長は18日、記者団の取材に応じ、「深刻に受け止めている。ひと言では済まされない事態」と述べた。自身の進退については「責任はトップが負うべきだと思うが、“投げ出しておしまい”ということは許されない。やるべきことをやり、取締役会の議決を得るまでは話せない」とした。
国内の4輪車工場で社員が連絡を取り合い不正の隠蔽(いんぺい)を図っていたことに関しては「実に悪質だ」と、厳しい表情を見せた。また、リコール対象車を保有する顧客に対しては「検査店か販売店で早く検査を受けてほしい」と述べ、販売店への謝罪と修理の呼びかけの要請をすでに行ったことを明らかにした。
「生産性を上げるためなら、法規で決められたことだろうが独自の方法に変えても構わない」という思想が会社の隅々まで浸透しているのでしょうね。
それは「経費節減のために工場の蛍光灯を外して歩いた」と言われる鈴木修会長を「忖度」してのことなのでしょう。
でも昔と違っていまはコンプライアンス違反は厳しく取り締まられる時代です。
もっと早くに修会長が退いて、その思想のよい部分だけをすくい取って体系化するような取り組みをしていれば、こういう事案が頻発することはなかったんだろうなと思います。