2020年 5月23日（土）
5/21（木）に近畿3府県に対する緊急事態宣言が解除になった。
埼玉県は解除の目安となる「一週間平均で人口10万人あたりの新規感染者数0.5人」をクリアしているのだが、神奈川県が院内クラスター発生でクリアできておらず、「首都圏1都3県を一体として考える」ということで巻き添えで見送りとなった。
という訳で、予定にはなかったが今週末はキャンプに行くことにした。
あと数日待てば解除されるのに、自粛要請を無視してキャンプに行く理屈はいろいろある。 が、いちいち書き連ねるつもりはない。
一つ言えるのは、いろんな情報を自分のアタマで判断して、結果責任を負う覚悟で行動するだけだ。
今回の行き先は長野県佐久市のキャンプ場「野らら」である。
新型コロナの影響で、全国各地のキャンプ場が臨時休業になっている。 特に公営（および公有地ベースの）のキャンプ場は軒並み「自粛」だ。
それに対して民営のキャンプ場は、自治体からの休業要請が出ていない場合、そのまま営業を続けている。 なかでも長野県は感染者が少ないこともあり、キャンプ場への休業要請は出してないようだ。
屋外とはいえ、メジャーなキャンプ場は利用客が多いので、感染リスクが上がってしまう。
そこでまだあまり知られていない「野らら」に行くことにしたのだ。
単にマイナーだから行き先に選んだ訳ではない。 より近い内山牧場に流れてしまうことが多かった、「野らら」は2年前からずっと行きたいと思っていたキャンプ場だった。
肉球が乾燥すると踏ん張れなくなるようで、後ろ足の股関節が弱くなってきた吉郎。
アイリスオーヤマの60cm角のコルクタイルを敷き詰めていたら出発が遅くなってしまった。
11:55 出発する。
R299で正丸峠を越えて秩父へ。 12:56 ミューズパークの中を突っ切ってショートカット。
天気はどんよりして冴えない。 武甲山の山頂も雲に隠れている。 だが今週は月曜からずっと雨だったので、これでもまだ良い方だ。
13:08 エネオス小鹿野BPSSで給油。 昔はエッソのセルフだったんだけどね。
いつもならツーリングの前日に満タンにしておくのだが、在宅勤務続きで給油できていなかったのだ。
13:45 遅いホンダ・シャトルの後ろに付いて志賀坂峠のトンネルを抜けると、魔除けのように立て看板が何枚も立っていた。
「県境を越える移動は自粛せよ」とかナンセンスだと思うのだが。 検温の検問でもやっていれば面白かったのに。
問題はこっち！ R299が昨年の台風による災害で通行止めになっているのは知っている。
下仁田へ抜けられないってことはないよね？
下りでシャトルを抜き去って、R462に入る。 ところどころ片側交互通行で工事をやっている。
「道の駅 上野」が綺麗になっている！ 2018年4月にリニューアルしていたらしい。 2018年は3回くらい前を通っているのだが、全然気が付かなかった。
ぶどう峠（およびR299の迂回路である矢弓沢林道）への分岐点。 いつもなら標識の下に通行止めの看板が立っているのだが...
と思ったらやっぱりあった！ ぶどう峠も矢弓沢林道も通行止めだ。
2年前はまだ工事中だったトンネルが完成していた。 短いので通過は一瞬。
14:08 直進のR299は通行止め。 右折して県道45号線へ。
問題なく湯の沢トンネルを抜けて下仁田へ。 田口峠は通行止めと書かれていなかったが通れるのかな？ ＞ 通れません
14:55 R254内山トンネルで長野県へ。 群馬県は出るときも看板がうるさいな。
群馬県に入ってから出るまで、10回も地面に足を着けていない。
峠を下ると、青空が顔を出してきた。 今週末にキャンプに行こうと思った理由の一つが、「関東平野がどんよりしてても、佐久平は天気がいい」ことがあるからだ。
15:08 7-11 佐久平賀店で遅すぎる昼食。 イートインは閉鎖されているが、なんの問題もない。
思えば昨年5月の阿蘇ツーリング以来だな。 やっぱり駐車場で食う弁当は最高だ！
大河原峠は雲の中か。
浅間山から湯の丸の辺りを右手に見ながらR254を走る。 夏の足音が聞こえてきそうだ。
15:43 望月交差点を左折して、県道152号線を南下する。
15:46 GoogleMapsのナビは、ここを左折せよと言うが...
とりあえず行ってみよう。
突き当りの丁字路を左折。
ここを右折。 ここから2車線になったり、穴だらけの1車線に戻ったり道路状況の変化が激しい。
15:52 ここを左に入るようだ。
15:53 しばらく継ぎ目の段差が激しい舗装路を進むと、「野らら」の看板があった。
後編へ続く