キャンプ場の探索が終わったら、次は吹割の滝の見学へ行く。
明日も天気が良いとは限らないからね。
滝の入口周辺には、無料と有料(乗用車で500円程度)の駐車場が入り乱れている。 市営の駐車場もあるが狭くて遠い。 無料の駐車場は物販でお金を落としてもらうことを期待しているわけだ。
16:33 とりあえず「滝の駅・吹割」という店の駐車場にバイクを停める。 店内を物色するも目ぼしいものはなく、母への土産にピリ辛こんにゃくを買って店を出る。
道路を渡ってコカ・コーラの自販機の手前を左にはいる。
ちなみに多くの駐車場が「滝に一番近い」とアピールしているが、「どこも同じくらい遠い」から気にする必要はない。
なんか黒山三滝の辺りを思い出すな。 滝の周囲には必ずこんな店がある。
滝に向けて下っていく。 下るということは帰りは登らなければならない訳で憂鬱になる。 右の建物はトイレ。
遊歩道の案内図。 対岸まで行けるとは知らなかった。
この階段を下りきったらようやく滝が見える。 足の悪いお年寄りにはオススメできない。
ようやく川まで下りてきたのだが... 吹割の滝ってこんなんだっけ?
とりあえず遊歩道を歩いて上流方向へ行ってみる。
なんとなく「塔のへつり」に行ったときのことを思い出した。
このブラインドコーナーはなぜか手摺が一部しかなくて、上流側から来た人と鉢合わせすると超ビビる。 ベビーカーを押してきた夫婦もいたし。
吹割の滝に来たのは2回めだと思うが、前回は25年以上前の親睦会の旅行だったと思う。
でもこの辺りの景色は全く記憶に無いな。 でもここを登れば...
そうだよ、これだよ! これが吹割の滝だよな。
もう少し早い時間なら、日光が滝を照らして綺麗だっただろう。
ここだけ見れば、すごい大河にある滝のように見える。
でもここまで歩いてきた下流をみればわかるように、片品川の水量自体は梅雨時でもさほど多くはない。
水というのは普通は流れやすいルートに集中して流れるものだ。 なのになんでこんなに広がって流れているのか不思議だ。
地質学は専門じゃないのでよくわからないが、河床の岩盤の硬さと勾配が均一だとか、土砂などの堆積物が少ないとか理由があるんだろうな。
水が広い岩畳に均等に広がって流れているから美しいんだろうね。
水による侵食により、1年間に7cmずつ滝が上流に移動しているらしい。 25年前に比べて175cm移動していることになるな。
帰りはR120の下をくぐって「いわな庵」の辺りに出てきた。
上流側から歩くのと、下流側から見て回るのと、どちらがいいんだろう? 美味しいものを最後に残す派ならば、下流から見るのがオススメだね。
老神温泉編へ続く