「胃ろう拒否=人口的栄養療法を希望しない」ということ

胃ろうを拒否できる? 事前指示書「胃ろうを希望しない」では不十分 | メディカルノート

胃ろうを含めた人工的な栄養補給法全般を希望しないのならば、事前指示書にも「人工的な栄養療法を希望しない」と記載する必要があります。もし、「胃ろうは嫌だけれど、高カロリー輸液は希望する」という患者さんがいらした場合ですが、残念ながらそれは医療的に認められません。胃ろうは消化管機能が保たれている患者さんにとって栄養療法として最も優れた方法であり、患者さんの好みで選択するべきものではないからです。患者さんに「この抗生物質を飲みたい」と言われ、その通りに処方する医療は良い医療ではないのと同様です。つまり胃ろうを希望しないということは、人工的栄養療法を希望しないということだと認識する必要があります。

なるほどね。 「胃ろうを造るのはイヤだが、鼻からチューブで栄養剤は入れてほしい」というのは通らないということか。

頼めば生理食塩水にぶどう糖を混ぜた点滴くらいはしてくれるかもしれないが、たんぱく質などは与えられないからどのみち餓死するわけで、それすら無駄な延命と言えるだろう。
とはいえ家族とはいえ、人の人生にタオルを投げ込む判断をするというのは、なかなか大変だ。

母に苦痛がなかったのか、未だに気がかりです | 小さな灯台プロジェクト 人生の最終段階における意思決定支援 尊厳死を支えるリビング・ウイル

入院先の担当医・看護師の方々にはリビング・ウイルが全面的に受け入れられました。母の病状は口からの飲食不可、便尿も失禁状態で、首もすわらず、言語障害も重症で右半身麻痺もあり、延命装置なしでは生き続けられない状態でした。生前、母が一番嫌っていた状態でしたので、リビング・ウイルに従って延命装置を拒否し、退院して終のすみ家の自宅に……全て母の希望にそえたと思っています。ただ、点滴も外して退院後死期に至る9日間、本当に母に苦痛がなかったのか、それだけが未だに気がかりになっています。

点滴を外してからも9日間かぁ。 本当に苦痛がないかは外からではわからないから何ともね...