電光掲示板によると「R352枝折峠 通行可」らしい。
直進すると「銀山平温泉 白銀の湯」だが、枝折峠はここを右折して石抱橋を渡る。
銀山平の標高も 770mくらいあるが、そこから 200mくらいまた登る。
ガードレールじゃなくてワイヤーなのは雪対策か? 高さが低いのでちょっと怖い。
ヘアピンカーブでさらに高度を上げる。
赤いスノーシェッドも新潟県の証。
枝折峠でトイレ休憩。 登山客のクルマが多い。
山岳地帯としては岐阜県が No.1だと思っていたが、南会津から魚沼までのこの一帯は勝るとも劣らないと思った。
出発する。 法面工事でただでさえ狭い道がさらに狭くなっている。
下り坂はオーバースピードが死に直結する。 対向車もたまに来るので要注意。
まだまだ続く山道。 街はまだ見えない。
魚沼市折立のシルバーライン入口を通過。
「道の駅 ゆのたに」に立ち寄る。 魚沼は米どころであるだけでなく、西瓜の名産地でもあるらしい。
なぜここに立ち寄ったのかというと、昨夜「枝折峠」の峠ステッカーが発売されるという記事を見たからだ。
売店を探したが売ってなかったので諦めて冷凍笹団子などを買ったのだが、売店の方ではなく別棟の「魚沼市インフォメーションセンター」で売っていたらしい。
それほど欲しかった訳では無いので別にいいが。
朝飯を食べてないので腹が減った。 だが道の駅の食堂はまだ開いてなかったし、おにぎりや弁当の類も売ってなかった。
ロードサイドにも食べられそうなところはないし...
最悪もうコンビニ飯でもいいかな、とか考えながら走っていたら、塩沢の R17沿いに「うおぬま倉友農園 おにぎり屋」を発見。
これぞいまオレが求めていたものだ!
店内は狭いので入れるのは 3組くらい。 15分くらい外で待たされる。
何がいいかなぁ。 定番の鮭は外せないよね。 野沢菜とか味噌漬けもいいね。
購入したのはかぐら南蛮みそ(左、190円)と塩引き鮭(右、280円)。 鮭と塩引き鮭は違うらしい。
まずかぐら南蛮みそから食べてみたが、ちょっとキツめにご飯についた塩味が、汗で塩分を失った身体に強烈に効く。 南蛮味噌はむしろ米の旨さを引き立てる感じでとても美味かった。
つづいて塩引き鮭を食べてみたが、こちらは鮭の塩味を考慮してかご飯自体にはあまり塩を利かせていない。
そのせいかちょっとインパクトに欠ける感じ。 おそらくローソンのおにぎりの方が同じくらい美味しくてコスパもいいだろう。
でもせっかく新潟に来たのだから、美味しいお米を食べられてよかった。
湯沢から水上までの間だけ関越道を使ってもいいかなとも思ったが、結局はいつものようにR17で帰る。
苗場の絵前の火打峠は長い直線の登り坂。 当然登坂車線を走るが、5ccボアアップした効果か心なしか元気に上っていく。
苗場スキー場の前を通るとゾロゾロ歩いている人多数。 そうか今週末は FUJI ROCKをやってるんだね。
会社の 7月3連休にツーリングに出ると、FUJI ROCKをやっていることが多かった。
新三国トンネルを通過。
赤谷湖からしばらく下ったところで R17から離れて、県道36号線で「道の駅 中山盆地」の前を通る。
渋川市街で県道35号線で R17に復帰しようとしたのだが、渋滞が酷くて大失敗だった。
R17上武道路に入ってからは渋滞はほとんどなかった。 4車線化工事はまだ進行中。
「道の駅 おおた」でトイレ休憩。 ついでに弁当を買う。
この暑さで帰るまでに傷まないか心配だが、クーラーバッグがあるから大丈夫だろう。
今日はまだ給油していない。 途中で給油しようかとも思ったが、計算上は自宅まで帰り着けるはず。
檜枝岐から 319km走って給油量は 4.95Lだった。 燃費は 64.4km/Lになるからボアアップ前とほとんど変わっていない。
14:55 帰宅。 総走行距離は 697.18kmだった。
晩御飯は「道の駅 おおた」で購入した「とりめし弁当」と「茄子の蒲焼弁当」。
今日は土用の丑の日だが鰻は昨日食べたので。 茄子が少し筋っぽかったが味はよかった。
毎年のように「今年こそは」と言いつつ行けてなかった檜枝岐通り抜け。
1泊でも行ける範囲というのが「いつでも行ける」と思えて先送りにされてきた理由かもしれない。
もし行けてなかったらバイクを降りるときに後悔すると思うから、今回行けてよかった。
本日の走行距離 297.7km
Google Earth用KMZファイル(檜枝岐~自宅) → 20230730.kmz