ISPを変えたらルーターを新調することになったでござる

フレッツ光クロスにしたのが昨年の8月
DS-LiteではIPv4でのポート開放が不可ということで、当blogは IPv6でしかアクセスできなくなっていた。
対応策を検討したものの、とりあえず ASAHIネットの「固定IPアドレスオプション」が 2月にリニューアルされるというので、それを試してから判断しようと思っていた。

昨日(2/3)「固定IPアドレスオプション」を申し込んだのだが、

固定IPアドレスオプション | オプション | 各種サービス | プロバイダ・インターネット接続は ASAHIネット

※フレッツ 光クロスまたは、それ相当のサービスは固定IPアドレスオプションはご利用いただけません

は!? ブチ切れてすぐに ISP変更を決意した。

とはいえ「低価格で、フレッツ光クロスで IPv6と固定 IPv4アドレスを両立する ISP」となると選択肢は多くなく、結局 7年ぶりインターリンクに出戻りということになった。
具体的には ZOOT NATIVE IPv4固定IP1個のサービスを申し込んだのだが、このとき重大な思い違いをしていた。

ZOOT NATIVEは ASAHIネットと同じ DS-Lite(transix)方式だからそのまま問題なく移行できると思っていたのだが、実は普通の ZOOT NATIVE(IPv4共有型)と ZOOT NATIVE(IPv4固定IP1個)は別物であり、IPv4固定IP1個の方は「IPv4 over IPv6技術(IPIP方式)対応ルーター」でなければ使えない。そして光クロスの HGW(HG-100NE)はその中に含まれていないのだ。

じゃあ ZOOT NATIVE(IPv4共有型)に切り替えれば DS-LIteだから使えるかというと、

ZOOT NATIVE(IPv4共有型)対応ルーター一覧

※NTT東日本、西日本から提供されるXG-100NE/PR-500KI/PR-400NE/PR-S300NE等のホームゲートウェイ(HGW)での接続には対応しておりません。

まじか...

インターリンクは 2ヶ月無料だから、解約して ASAHIネットに戻ることもできるが、それでは現在の問題は何も解決しない。
だったら「IPv4 over IPv6技術(IPIP方式)対応ルーター」を買ってやろうじゃないか。 幸い、いま Amazonのポイントが 4万以上ある。
対応ルーターの中では安価なエレコム製ルーターから選ぶのだが、せっかくだから WiFi6E対応ルーターにしたい。
WRC-X5400GS-Bの WiFi6E対応版の WRC-XE5400GS-Gを購入した。

WRC-XE5400GSA-Gと何が違うのかよく分からない。 WiFi6Eが正式版になったのが GSAなのかな? ファームウェア更新すれば同じだと思うけど。

HGWの LAN4(10G)ポートと WRC-XE5400GS-Gの INTERNETポートを LANケーブルで接続して、宅内の HUBから来ている LANケーブルも WRC-XE5400GS-Gに接続。
ISPとの接続は IPoEに関しては設定不要だが、IPv4固定IPに関してはいろいろやることがある。
さらに WiFi機器の接続先を一つずつ WRC-XE5400GS-Gに移すのに半日掛かった。
特に面倒だったのが ラトックシステムの家電リモコン。 いい製品なのに WiFi廻りがクソ過ぎて流行らなかったのが残念だった。

回線速度的には ASAHIネットの方が速いと思うが、今は IPv6と固定IPv4を両立させるのが優先なのでそこは目をつぶろう。
これで 7ヶ月ぶりに IPv4オンリーの環境からも当サイトにアクセスが可能となった。
固定IPv4が不要なら ASAHIネットの方がおすすめです。