海外F1記者の視点|レッドブルのドライバー交代は、ローソンの苦戦だけではなく、角田裕毅の優秀さも理由だ(motorsport.com 日本版) - Yahoo!ニュース
レッドブルが角田を信じなかったのは、昨年末がはじめてではない。ピエール・ガスリーが離脱した後、チームは残った角田ではなく、新加入のデ・フリーズをチームリーダーと見立てた。そのデ・フリーズが期待はずれだったことがわかると、今度は後任のリカルドがチームリーダーとなった。角田は、チームメイトを評価するためのベンチマークに過ぎなかったのだ。
しかし角田は、どんな時でもそういう立場を受け入れた。そして、より強くなるために自分自身を磨いた。逆を言えば、レッドブルの”ジュニアチーム”でこれほどまでに長く自分自身に磨きをかけられたドライバーは、角田の前には誰もいなかったかもしれない。
「果報は寝て待て」と言いますが、理不尽な扱いに腐らず精進し続けた結果がこのポジションを引き寄せたのだと思う。
角田昇格の舞台裏―”全会一致”のローソン起用「間違いだった」とマルコ認める | Formula1-Data / F1情報・ニュース速報解説
レッドブル昇格後のローソンについてマルコは「プレッシャーが増大する中、彼は結果を出せなかった。オーストラリアGPの初日から調子を崩し、そこから悪循環に陥った。それは“打たれたボクサー”のようなものだ。一度その状態に陥ると抜け出すのは非常に難しい」と振り返り、「そういう意味では、(ローソンを選んだのは)間違いだった」と認めた。
「精神的に強くて一貫性がある」からローソンを選んだんじゃないの?とは思うが、スタンディングKOとみなしてセコンドがタオルを投げ込んだということなんだろうね。
メキース代表「誇りに思う!」角田裕毅、レッドブル・レーシングへ!F1日本GP前にローソンと入れ替え - TopNews
「ユウキ(角田裕毅)がレッドブル・レーシングへの移籍を勝ち取ったことを、私たちは信じられないほど誇りに思っています!
昨年、そして2025年のシーズン当初からの彼の成長は、まさに目覚ましいものでした。個人的にも、チーム全体としても、ファエンツァとミルトンキーンズの全員がその成長を見守ることができたことは、非常に光栄なことでした。
ユウキのエネルギーとポジティブな姿勢は、私たちのファクトリーとガレージの隅々まで明るく照らしてくれました。そして、彼はいつまでもレーシングブルなのです! 私たちは、彼がレッドブル・レーシングで成功を収めることを願っています」
ローラン・メキースも一緒にRBRに移籍してチーム代表になってもらいたいな。