Unicorn 納車される

250601111524226.jpg

本日 11時に CB160 Unicornが到着した。

250601111543699.jpg

左側にサリーガードが付いていたはずだが、輸入元で取り外したのだろうか? 「インドらしさ」だったので、ちょっと残念。

250601111646698.jpg

ほぼ同時に Wave125iの補修用部品も届いた。 でもしばらくは Unicornの環境整備が優先。

250601115117344.jpg

まずはエンジンオイルのチェック。 ちゃんとゲージの上の方まで入っている。
ちなみに取扱説明書によると、オイル交換時の容量は 1.0L。 初回交換は 600kmなので、通勤で 2週間使えばちょうどいい。

250601115211717.jpg

シートを外してみる。 取扱説明書と登録済証が入っていた。 シート下にスペースはほとんどない。
サービスカプラはこんなところにあるんだな。 アクセスしやすくてよい。

250601115551521.jpg

グラブバーを外してリヤキャリアと交換する。 穴ピッチ(60mm)は問題ないようだ。

250601121153778.jpg

リヤキャリアの取付部の板厚が薄い(t3.2)ので、トップケースを取り付けるとあっという間に金属疲労で割れてしまいそうだ。
やはりサポートバーは取り付ける必要がありそうだ。

250601121331144.jpg

だがこのサポートバー、輸入代行業者が検品した際に「Webサイトに載っている写真と現物で形状が異なる」と連絡を受けていた。
そのときはサポートバーを使うつもりがなかったのと、「インドだし、そういうこともあるか」としか思わなかったので、「構わずそのまま送ってください」と回答したのだった。

250601121446044.jpg

どっちが左でどっちが右かも分からないが、おそらくこちらが左側だろう。
タンデムステップのヒンジピンの替わりに M8のロングボルト(付属)で固定する構想のようだ。
でもバーの長さが足りないし、ブラケットがステップと干渉する。

250601125007382.jpg

長さが足りない分は、曲げられているところをプラハンでぶっ叩いて伸ばして対応。

250601125017684.jpg

ブラケットがステップと干渉する部分は金ノコで切り落とした。
ヒンジピン替わりのボルトの長さが短いので、あとでステンレスのソケットボルトとUナットを買ってこよう。

250601124952637.jpg

右側はマフラーの固定ボルトを使うので分かりやすい。
ブラケットの角度が少し合わなかったので、こちらもプラハンで叩いて調整した。

250601130829063.jpg

キャリアが付いたら Wave110iからモノロックのベースを移植する。
キャリアのパイプが太いので、こちらもボルトの長さに余裕がない。

250601132432209.jpg

無事にトップケースが付いたところで、買っておいた部品を付けていこう。

250601135426281.jpg

最初は簡単なところ、テール/ストップランプの交換から。
だがなかなかカバー(透明)が外れなくて大苦戦。 カバーの内側に赤いレンズがある。

250601135632182.jpg

なんとか LEDに交換して作動チェックも OK。

250601140634785.jpg

続いてウインカー。 ランプの交換自体は簡単。

250601143544883.jpg

ウインカーランプを LEDにするとハイフラになるので、ウインカーリレーも交換する必要がある。
ウインカーリレーの場所はビキニカウルの中。 このカウルを外すのにもまた苦戦。

250601143551394.jpg

取説を読めば書いてあったのだが、ビキニカウルの両端にクリップがある。 カウルを前に引っ張れば取れる。

250601143555774.jpg

本当はヘッドライトの LED化も同時にやりたかったが、ここまでかなり時間が掛かってしまっている(時刻は 14:35)。
ガソリンを入れに行かなければならないし、そちらはまた来週だな。

250601143621490.jpg

ウインカーリレーは向かって左側の白いカプラが刺さっている奴。

250601143841683.jpg

最近のウインカーリレーは小さくて驚く。 右はデイトナの LED対応リレー。

250601144507411.jpg

横向きに取り付けて交換完了。 動作確認しよう。
IG-Onしてウインカースイッチを左に入れると、ハザードランプのように左右同時に点く。 なんで?
ウインカーリレーを純正に戻しても(ハイフラになる以外は)ハザード状態になるのは同じなので、ウインカーリレーの問題ではない。

250601151012371.jpg

ピン角度150°だから、ランプの極性を間違えて付けることはない。

250601151004452.jpg

原因がわからないが、とりあえず RR側だけ LEDにして FR側は電球のままにすればハザードにはならなかったので、暫定対応とした。

あとで調べたところ、メーター内のウインカーインジケーターが 1つしかない(左右兼用)の場合に、このハザード化現象が起こるようだ。
ウインカーインジケーターを通じて、光らせない方のウインカーに電気が回り込んでしまうことで起こるらしい。
Wave110i/125iは左右別のインジケーターだったので、このような事象は起きなかった。
対策としてはウインカーインジケーターへの配線に整流ダイオードを噛ませるか、ウインカーインジケーターのランプ(球)を抜いてしまえばいいらしい。

M&Hマツシマ LHN700 ウインカーパイロット・ハーネス LHN700
M&Hマツシマ(エム&エイチ マツシマ)
5つ星のうち4.4
¥871

改造用のハーネスも販売されている。

このあとメーター照明の電球も LEDに交換したのだが、ウインカーインジケーターを LED化したら 右は点くけど左は点かなくなった。
極性が逆になるので、極性がないタイプの LEDじゃないとダメなんだろう。
そもそも走行中はメーターをほとんど見ないし、意識すれば FRのウインカーも視認できるので、消し忘れても気づくだろう。
来週末のヘッドライトの LED化と同時にウインカーインジケーターランプを抜こうと思う。

250601161452195.jpg

16時を過ぎたので今日は時間切れ。 復元して終了。
ミラーが短く小さかったので、Waveと同様に在庫の PCX純正ミラーに交換済み。

250601161502846.jpg

車格的に 125ccと変わらないと思っていたのだが、実車は意外と BOLDだ。

250601161520922.jpg

でも前から見るととてもスリムに見える。
ところでここまでまだ一度もバイクに跨ってなかった。 跨る前にいじってしまうとは我ながら...

250601161511362.jpg

走行距離は 1kmと完全なる新車だ。

いよいよ給油ついでに試走してみるが、何せトランザルプを手放して以来 17年ぶりのマニュアルクラッチ&リターン式シフトパターン。
少し遠回りして家の近所を回ってからセルフスタンドへ。
始動直後はアイドル回転数が非常に高い(2,600rpm)が暖機が済めば 1,800rpmくらいまで落ちてきた。 1分くらいは暖機運転した方がよさそう。

燃料タンクが意外と幅広くてガニ股で走っているみたい。 ただでさえニーグリップ苦手なんだよな。
ビキニカウルの防風効果はほとんどないので風をモロに受ける。 冬は寒そうだ。
ウインカースイッチの位置が高いのは昔のホンダ車っぽい。 個人的には自然に親指を伸ばしたところにウインカースイッチがあった方が嬉しい。
とにかくまずは習熟が必要だ。 キャンプに行くにはしばらく先だな。