本日 11時に CB160 Unicornが到着した。
左側にサリーガードが付いていたはずだが、輸入元で取り外したのだろうか? 「インドらしさ」だったので、ちょっと残念。
ほぼ同時に Wave125iの補修用部品も届いた。 でもしばらくは Unicornの環境整備が優先。
まずはエンジンオイルのチェック。 ちゃんとゲージの上の方まで入っている。
ちなみに取扱説明書によると、オイル交換時の容量は 1.0L。 初回交換は 600kmなので、通勤で 2週間使えばちょうどいい。
シートを外してみる。 取扱説明書と登録済証が入っていた。 シート下にスペースはほとんどない。
サービスカプラはこんなところにあるんだな。 アクセスしやすくてよい。
グラブバーを外してリヤキャリアと交換する。 穴ピッチ(60mm)は問題ないようだ。
リヤキャリアの取付部の板厚が薄い(t3.2)ので、トップケースを取り付けるとあっという間に金属疲労で割れてしまいそうだ。
やはりサポートバーは取り付ける必要がありそうだ。
だがこのサポートバー、輸入代行業者が検品した際に「Webサイトに載っている写真と現物で形状が異なる」と連絡を受けていた。
そのときはサポートバーを使うつもりがなかったのと、「インドだし、そういうこともあるか」としか思わなかったので、「構わずそのまま送ってください」と回答したのだった。
どっちが左でどっちが右かも分からないが、おそらくこちらが左側だろう。
タンデムステップのヒンジピンの替わりに M8のロングボルト(付属)で固定する構想のようだ。
でもバーの長さが足りないし、ブラケットがステップと干渉する。
長さが足りない分は、曲げられているところをプラハンでぶっ叩いて伸ばして対応。
ブラケットがステップと干渉する部分は金ノコで切り落とした。
ヒンジピン替わりのボルトの長さが短いので、あとでステンレスのソケットボルトとUナットを買ってこよう。
右側はマフラーの固定ボルトを使うので分かりやすい。
ブラケットの角度が少し合わなかったので、こちらもプラハンで叩いて調整した。
キャリアが付いたら Wave110iからモノロックのベースを移植する。
キャリアのパイプが太いので、こちらもボルトの長さに余裕がない。
無事にトップケースが付いたところで、買っておいた部品を付けていこう。
最初は簡単なところ、テール/ストップランプの交換から。
だがなかなかカバー(透明)が外れなくて大苦戦。 カバーの内側に赤いレンズがある。
なんとか LEDに交換して作動チェックも OK。
続いてウインカー。 ランプの交換自体は簡単。
ウインカーランプを LEDにするとハイフラになるので、ウインカーリレーも交換する必要がある。
ウインカーリレーの場所はビキニカウルの中。 このカウルを外すのにもまた苦戦。
取説を読めば書いてあったのだが、ビキニカウルの両端にクリップがある。 カウルを前に引っ張れば取れる。
本当はヘッドライトの LED化も同時にやりたかったが、ここまでかなり時間が掛かってしまっている(時刻は 14:35)。
ガソリンを入れに行かなければならないし、そちらはまた来週だな。
ウインカーリレーは向かって左側の白いカプラが刺さっている奴。
最近のウインカーリレーは小さくて驚く。 右はデイトナの LED対応リレー。
横向きに取り付けて交換完了。 動作確認しよう。
IG-Onしてウインカースイッチを左に入れると、ハザードランプのように左右同時に点く。 なんで?
ウインカーリレーを純正に戻しても(ハイフラになる以外は)ハザード状態になるのは同じなので、ウインカーリレーの問題ではない。
ピン角度150°だから、ランプの極性を間違えて付けることはない。
原因がわからないが、とりあえず RR側だけ LEDにして FR側は電球のままにすればハザードにはならなかったので、暫定対応とした。
あとで調べたところ、メーター内のウインカーインジケーターが 1つしかない(左右兼用)の場合に、このハザード化現象が起こるようだ。
ウインカーインジケーターを通じて、光らせない方のウインカーに電気が回り込んでしまうことで起こるらしい。
Wave110i/125iは左右別のインジケーターだったので、このような事象は起きなかった。
対策としてはウインカーインジケーターへの配線に整流ダイオードを噛ませるか、ウインカーインジケーターのランプ(球)を抜いてしまえばいいらしい。

¥871
改造用のハーネスも販売されている。
このあとメーター照明の電球も LEDに交換したのだが、ウインカーインジケーターを LED化したら 右は点くけど左は点かなくなった。
極性が逆になるので、極性がないタイプの LEDじゃないとダメなんだろう。
そもそも走行中はメーターをほとんど見ないし、意識すれば FRのウインカーも視認できるので、消し忘れても気づくだろう。
来週末のヘッドライトの LED化と同時にウインカーインジケーターランプを抜こうと思う。
16時を過ぎたので今日は時間切れ。 復元して終了。
ミラーが短く小さかったので、Waveと同様に在庫の PCX純正ミラーに交換済み。
車格的に 125ccと変わらないと思っていたのだが、実車は意外と BOLDだ。
でも前から見るととてもスリムに見える。
ところでここまでまだ一度もバイクに跨ってなかった。 跨る前にいじってしまうとは我ながら...
走行距離は 1kmと完全なる新車だ。
いよいよ給油ついでに試走してみるが、何せトランザルプを手放して以来 17年ぶりのマニュアルクラッチ&リターン式シフトパターン。
少し遠回りして家の近所を回ってからセルフスタンドへ。
始動直後はアイドル回転数が非常に高い(2,600rpm)が暖機が済めば 1,800rpmくらいまで落ちてきた。 1分くらいは暖機運転した方がよさそう。
燃料タンクが意外と幅広くてガニ股で走っているみたい。 ただでさえニーグリップ苦手なんだよな。
ビキニカウルの防風効果はほとんどないので風をモロに受ける。 冬は寒そうだ。
ウインカースイッチの位置が高いのは昔のホンダ車っぽい。 個人的には自然に親指を伸ばしたところにウインカースイッチがあった方が嬉しい。
とにかくまずは習熟が必要だ。 キャンプに行くにはしばらく先だな。