13:59 下りの途中で五色線を落としてしまったようだが、気づかずに降りる。
上りに見た菊回廊の上端がここらしい。
下り終えてもまだ汗だくだったので、自販機で冷たいものを買ってしばし休憩する。
番外の御朱印も勧められたけど、時間もないしどうするかな？
っていうか、一箇所にこんなに時間と体力を使うなら、ハシゴするなんてムリだよね？
14:18 結局「あとからやっぱり番外の御朱印ももらっておくべきだった」と思うのもイヤなので、豊山 法起院へ行くことにする。
参道には草餅のお店が並んでいる。 名物なの？
徳道上人は西国三十三ヶ所の霊場を設けた方で、鎌倉の長谷寺も建立されたのだとか。
そりゃ御朱印を戴いておくべきだね。
先客が 1組いたけど無事に御朱印を頂くことができた。
あと 31か所回らなければならないんだな。 まあ「千里の道も一歩から」だ。
14:28 バイクに戻る途中で草餅を 1個買う。 香りは良いが味はまあまあだな。 歯にくっつく。
14:33 出発して R165を西へ。
予定では 7番 岡寺に寄るつもりだったが、時間がないので次の機会に回す。 明日寄れるかもしれないし。
15:06 思ったより時間が掛かったが、橿原市で大和高田バイパスに乗り、橿原高田JCTで京奈和道に乗り換える。 対向車線は和歌山での行楽帰りか渋滞している。
キャンプ場までナビに案内させると、当然ながら阪和道までずっと高速道に乗っていくルートになる。 距離にして146km、所要時間 2時間。
予約時のチェックイン予定時刻は 16時だったから、大幅な超過だな。 17時までは大丈夫だと思うけど。
京奈和道の無料区間は交通量が多く、前のクルマに付いて走るだけなので単調で眠気が襲ってくる。
15:57 いよいよ我慢できなくなったので、岩出根来ICで降りる。 どのみちガス残量が足りないので、途中で降りて給油する必要があったのだ。
2番 紀三井寺に寄りたい気持ちもまだあったが、もうそんなこと言ってる場合ではなくキャンプ場へ急ぐべきだろう。
県道63号線から県道14号線で紀の川を渡り、船戸駅前で左折して県道10号線へ。 16:22 R424に右折。
16:31 ENEOS EneJet 海南イーストSSで給油する。 キャンプ場に電話してみるが留守電に切り替わったので「到着は18時くらいになるかも」とメッセージを吹き込む。
R424は海南市街を抜けると長峰山脈を越えるために蛇行しながら高度を上げていく。 最高地点は標高 396mくらいなのだが、結構な急勾配。
どこかで買い出しをしたいが、スーパーは見当たらない。 ファミリーマート有田川金屋店があったが、この先にもまだあるだろうと思ったらあれが最終コンビニだった。
17:11 電話が鳴ったので慌てて路肩に停めて出る。 キャンプ場からだった。
自分が吹き込んだメッセージは聞いていないらしい。 まだあと 30km以上あるので、「あと1時間くらい掛かるかもしれないので、受付は明日でもいいか？」と訊くが待っていてくれるという。 急がねば。
17:20 白馬トンネルに突入。 今日の日没は 17:31だが、山の中なので既に真っ暗だ。
17:51 途中で合流してきた R425と入れ替わるように R424は右折する。 この先の道はさらに細かく蛇行し
、街灯もなく真っ暗だった。
18:01 また電話が鳴った。 さっきは女性だったが今度は男性。 あと5分で着くと伝えて走り出す。
18:06 梅の里オートキャンプ場に到着。 電話をくれた女性に到着が遅れたことを謝り受付を済ます。
ここは元中学校で校庭がキャンプ場になっている。 だがゴツゴツした大きめの砂利が敷き詰められていて、寝心地は非常に悪い。
18:37 玄関前に多少はマシな場所を見つけてテントを張る。 問題は買い出しだ。
R424からキャンプ場へ右折するところに明かりが点いている商店（大澤商店）があった。
行ってみるとまだ閉店していなかったので入ってみたら、店主らしきおばあさんと近所のおばあさんが並んで座っておしゃべりしていた。 お二人ともとてもチャーミングな御婦人だった。
田舎の商店は何でも屋さんだが、正直あまり期待していなかった。 カップ麺でもパンでも食えるものが買えれば御の字だ。
だが、さとうのごはんにビールもあるではないか。 外にはビールの自販機まであった。
これは重畳。 地獄に仏とはこのことだ。 お礼を言って店を出る。
18:49 テントに戻る。 2日間で 762.5kmはちょっと走り過ぎだな。
疲れているし、2日続けて風呂にも入れていない。
今日はもう寝るだけでいいやと思っていたが、望外の食材が手に入ったのでちゃんと晩飯を食べることにする。
惣菜やおにぎりはなかったが、さとうのごはんがあったので非常食のオイルサーディンの出番だ。
明治屋 ()
￥1,352 (￥676 / 個)
さとうのごはんと一緒に湯煎する。 インド出張ではホテルのケトルでパックご飯を温めて食ったことを思い出す。
七味を振って少し醤油を垂らすと、それだけでご飯のお供になる。
伊藤ハムといえば「アルトバイエルン」だが、「朝のフレッシュ あらびきポークウインナー」は廉価価格帯の商品。 だが都会のスーパーの「アルトバイエルン」より高い値段（2個 550円）で売られていた。
でも全く不満はない。 こんな山の中で売っていてくれるだけで有り難いのだ。
戦力の逐次投入は愚の骨頂。 2袋ごと茹でてしまう。
ボイルして粒マスタードを付けて食べればご馳走だ。
酒が足りなくなったので、プラプラ歩いて大澤商店まで行き、自販機で発泡酒とお茶を買ってきた。
微妙な天気だが、今夜は雨の心配はないのかな？
20時半には片付けてテントに入る。
明日は絶対に風呂に入りたいな。
本日の走行距離 357.4km
Google Earth用KMZファイル（郡上市～みなべ町） → 20251011.kmz