疑惑の構図を振り返ると、ME社は、中部電力の完全子会社の中部電力ミライズと、EV充電サービスを手掛けていたエネチェンジがそれぞれ出資して2025年1月に設立された。水増し請求の疑いがあるのは、経済産業省が所管する通称「EV充電インフラ導入補助金」だ。ME社の関係者であるA氏が語る。
「EV充電補助金は、商業施設などにEV充電器を設置する際に『充電器の購入費の2分の1』と『電気配線や基礎工事などの費用全額』が交付されます。ME社の前身であるエネチェンジは双方で費用を水増し、交付を担う『一般社団法人次世代自動車振興センター(NeV)』から補助金を受け取っていました。これまでに受け取ったEV充電補助金は累計105億円に達します。財務諸表をもとに計算すると、約37.5億円を不正に受給したと推定されます」
前身のエネチェンジはEV充電事業を展開するかたわら、アユダンテから EV Smart ブログを継承、運営していました。
大阪万博のEVバスの件といい、補助金頼みのビジネスには不正が付きものですね。