前編から続く。
北側の斜面に出て、急に視界が開けた。 あまりにきれいだったので、引き返してきて写真を撮った。
16:54 木賊峠にて。 さらに北へと向かう。
木賊峠から600mくらい行ったところで、新しい舗装の分かれ道が出来ていた。 「こんな道、地図には載っていないのだけど」としばし悩んだが、これが樫山林道の入口らしかった。 ツーリングマップル(2001年版)では、ダートと書かれてあるのだが、舗装化されてしまったのだろうか。
県道610号線経由で、信州峠へ行こうとしたのだが、ここでも通行止め。 だがこれは間違い。 このトンネルは県道23号線の改良部分であり、県道610号線との分岐点は1kmほど南へ下った地点にある。
そうとも知らず悩んだ挙句、来た道を引き返すことにした。
増富ラジウム温泉は、こじんまりとした温泉だが、テレビの旅番組で見たことがある。 どんなお湯なんだろう。
金山山荘キャンプ場への分岐点まで戻り、北上する。 17:40 県道610号線に合流。
17:47 信州峠は、石碑など何もない地味な峠だった。
峠からの下りは、真っ直ぐの道でとても気持ちがいい。
仕上げは川上牧丘林道で大弛峠を越えて帰る。 野辺山方面から行く場合、あちばけダムの横を通る新道が出来ているので、そこを通った方が早い。
初めて通った時も驚いたが、尾根岩の山容はオドロオドロシイ。
18:09 廻り目平キャンプ場の入り口を過ぎて、林道の始まり。 今回は林道の様子を記録すべく、なるべく写真を撮っていく。
しばらくは舗装された道(と言っても大穴が開いているなど荒れがひどい)が続くが、ほどなく小砂利のダートになる。
わだちはまだないが、砂利に大きな石が混じってきた。
傾斜がきつくなる。 路面に岩が露出するようになった。 ルートを選んで走る必要がある。
落石はあって当たり前。
落ちてくるのは避けようがないが、路面に転がっている岩には注意しよう。
上っていくに従い、雨水で浸食された路面は、厳しい表情を見せ始める。
かと思うと、締まったダートが続いたりする。
コーナーを曲がるたびに、目まぐるしく路面の状況が変化する。
砕石は尖っているので、パンクの心配がある。
スタンディングで走っていると、膝がガクガクしてきた。
だんだんと日が暮れ始めた。 急がなければ。
峠まであと少し。
18:53 峠に到着。 陽が長い時期でよかった。
山梨県側に入ると、いきなり舗装路になる。 峠からの眺望はほとんどない。
ここは国師ヶ岳などへの登山基地でもある。 駐車場には沢山のクルマが停まっていた。
前回は真っ暗だったので、うまくいかなかった記念撮影。
太陽が山の向こうに沈み、影絵のようできれいだった。
20:33 笛吹川温泉に寄って、ひとっ風呂浴びる。
22:24 帰りは、一宮御坂I.C.から中央高速に乗った。 自宅に帰りついたのは、日付が変わった 00:28だった。
本日の走行距離 362.5km
Google Earth用KMZファイル → 20020602.kmz