まず電源ケーブルだけ繋いで電源ON。 電源LEDが点灯し、数秒してカチリとリレーの音がしました。
しばらく様子を見てヘンな臭いもしないのでDI/Oを接続。 さすがにスピーカーを飛ばしたくはないので、いらないヘッドフォンを接続してみる。
iTunesで音楽を掛けると... ちゃんと聴こえるよー!(感涙)
ああ良かった、とエージングのためにそのまま一晩放置。
翌朝、今度はスピーカーをつないでみました。 音楽を掛けて、アッテネーターを全閉から一コマ動かすと、「うわ、デカ!!」 普段聴いている音量よりもちょっと大きな音で鳴る。 うーむ、やはり50kΩのアッテネータにしたのがマズかったのか?
iTunesのボリュームで音を小さくするという手もあるのだが、音質が非常に悪くなるのでパス。
ここで思い出されるのが、DI/Oを改造していた時に得た情報。 もともと音楽製作用の機器であるDI/Oのアナログ出力は、一般のオーディオ機器に比べて高い(ピークで7V程度)。 そこで、出力端子に抵抗を組み込んで出力レベルを落とすといいらしい。
Auraの改造前は、音量調整に不自由を感じていなかったので、結局この改造は行わなかったのだが、これで改善できるだろうか?
とはいえ手持ちの抵抗は、DI/Oの改造に使ったDALE のCMF-55のみ。 だが、22kΩの抵抗は2本あったのだが、10kΩの方は1本しかない。
「たった1本の抵抗のために、アキバまで行くのかよ~」と思ったが、DALEの前に購入していた金皮を発見したので、10kΩはそちらを使うことにした。
改造を終えて音を聴いてみる。 ん~、なんかちょっと音が曇ったような気がする。 それに、確かに出力レベルが下がったものの、洋楽でアッテネータ3段目が限界。 邦楽は2段目、それでもうるさく感じる曲も多い。 とりあえず聴くのに支障はないけどね。
さてどうしたもんか。 高価なアッテネータを交換する金はないので、やはり音質に影響を与えにくい抵抗を入れるしかないか。 DALE NS-5Bあたりの50kΩを、ボリュームの手前に入れてやればいいのかな?
ついでにDI/Oの端子に仕込んだ抵抗も、東京光音のカーボン抵抗 1/2Wにしよう。 来週末はまた秋葉原行きか。
それでも収穫は、抵抗が音質に与える影響を体感できたこと。 試聴屋さんのページとか読んではいたけど、「本当にそんなに違うもんかね」と思っていたので。
VA100に載っている抵抗も交換しちゃおうかと思ったこともあったんだけど、やらなくてよかった。
音の方は、いろいろ感じるところはあるけれど、まだエージング中ということで評価はしない。 抵抗問題を解決してからだね。 コンデンサが落ち着いたら、オペアンプの方も交換してみたいと思う。
禄太郎
おっ,始まりましたな。アッテネーターの記事があったので「そのうち」とは思っていましたが,まさかこんなに早く始まるとは。アッテネーターには興味はありますが,自分は古い人間なので,高価なVOLがいいように思えてしまうのです。ただ,ギャング・エラーとかガリとかの欠点はきっちりなくなるのはすごいことですね。
今後もますます楽しみです。
ダブリン市民
廻した時の「コクッ、コクッ」という感触で、好きキライが分かれるような気がしますね。 微妙な調節がやりにくい反面、同じ音量に合わせ易いという利点もあります。
全体的な音の感想はまだ判断できないのですが、一つ言えるのは「ボリューム(アッテネーター)交換の効果は非常に大きい」ということです。
私がVA100に感じていた不満の8割は、ボリューム交換だけで解決できていた可能性があります。
ALPSのボリュームだって高品質で低価格という定評があるんですけどね。
なにはともあれ、Point of No Return は過ぎてしまったので、行ける所まで行ってみたいと思います。