本当は今週末で終わってしまう『博士の愛した数式』を観たかったのですが、既に上映時間が昼間の2回のみになってしまっており、泣く泣くパス。 他に観たい映画もなかったので、『県庁の星』を観ることにしました。
実は、織田裕二の映画を観るのは初めて。 というか、出演ドラマもほとんど観たことがない。 「踊る~」も観てないし(もともと連ドラ観ないので)。 ついでに言うと、「世界陸上」も観ていません。
それでも、日刊スポーツの映画評にある「日本で観客を確実に呼べる数少ないスター」というのは、大げさでなく本当だと実感しました(大雨でレイトショーということもあって、観客は少なかったですが)。
2時間を越える上映時間だが、『有頂天ホテル』ほど長くは感じなかったです。
「県庁さん」の、目を背けたくなるほどのイタさ加減や、「ルネッサンス建設特別委員会」での演説など、一歩間違うと観客を引かせかねない場面で、ぐいぐい引き込むあたりはさすが。
逆に気になったのは佐々木蔵之介で、いつあの顔で「実は...キャンペーンなんだよ」と言い出すんじゃないかとハラハラしました。
つか、紺野まひるってこんな女優さんなんだ。 個人的には片瀬那奈の方がいいと思うんだけど。
ともかく、御代以上にじゅうぶん楽しませてもらった。 お勧めです。