従来型オーディオ市場が急速に縮小し、オンキヨーは2006年3月期連結業績が最終赤字に陥る見通し。今後、同社に出資するIntelとの連携を深め、オーディオ専業から「デジタル・エンターテイメント企業」への転換を急ぐ。
気でも違ったか? 10年前のパイオニアの蹉跌は教訓とならなかったのだろうか?
ちょうど10年前、パイオニアはAppleのMac互換機を発売していました。 MacOSのライセンス撤回によって、その事業は終焉を迎えることになったのですが、もし続けていたとしても失敗していたでしょう。
AVパソコンは、古くはMSXの時代から最近ではVAIOまで、様々な取り組みがされてきましたが、大成功した製品というのはありません。
だいたい24bit/96kHzのボードなんて珍しくないし、その真価を発揮させる環境もないし(音楽配信までやろうという心意気は買うが)、そのくらい音のよさを追求するマニアは、ノイズの塊のPCなんてオーディオに入れたくなんかないんだよ。
ITmedia D PCUPdate:Viivが可能にした「オーディオ屋」のPC
吉田正人インテル代表取締役共同社長が「大朏会長はこの製品(の構想)を10年前から温めてきたと聞いている」と紹介したように、「オーディオは変わっていくだろうと思っていた」という大朏会長の考えに基づいてオンキヨーは以前からAVをコントロールできるPCを研究してきた。
会長肝いりなんで、止める人がいなかったのかなぁ?
進むも地獄、引き返すも地獄だね。