バイオセルロースとナタデココ

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ITmedia D LifeStyle:開発者に聞くN・U・D・Eシリーズ最高峰「MDR-EX90SL」

ところでそのバイオセルロースというのは、いったいどういう素材なのだろうか。
 
「基本的には植物性の繊維なんですけど、直感的に一番近いのがナタデココです。それぞれの違いは何かというと、エサが違うとかのレベル。エサが違うと出てくるものも違うみたいで」(角田氏)
 
ナタデココの製造法はあまり一般には知られていないが、調べてみるとココナッツミルクをアセトバクター・キシリナムという酢酸菌を使って発酵させたものだそうである。確かにナタデココブームは1992~1993年のことであり、新素材としても注目されていたことだろう。
 
すると筆者は約10年間、ナタデココを耳の穴に突っ込んで一喜一憂していたことになりますがそれはどうなの。
 
「当時ちゃんと責任もって、バイオセルロース食べました」(角田氏)
 
――食べたんですか。
 
「食べました。私にはナタデココとの差はよくわからなかったですね。確かに食感はよく似てます。ちょっと硬いですけど」(角田氏)

私がオーディオに血道を上げていた頃ですね。
MDR-CD3000とかもバイオセルロースだったもんな。