ITmedia News:“俺ラジオ”作れる「Last.fm」が日本進出
とはいえ、自社楽曲の無料配信を渋るレーベルも多い。「レーベルの社内では常に対立がある」――自身も以前小さなレーベルを運営していたというスティクセルCOOは言う。「プロモーション担当者は『無料でも多くの人に聴いてほしい』と思い、販売担当者は『無料では渡したくない』と思っている」
しかしいずれは、ネットラジオでの無料配信が、プロモーションの当たり前の手法として根付くとスティクセルCOOは信じている。
「1920年代にラジオが登場した際、米国のラジオ局はRIA(米レコード協会)に、『ラジオで無料で流せば誰もレコードを買わなくなる』と告訴されたが、今はラジオで流すことがプロモーションの基礎になっている。ネットラジオもそうなるだろう」
道は険しそうですが、がんばってほしいです。