J-CAST ニュース : ウィキペディア編集方針 西和彦がモーレツ批判
2006年6月には、この項目にある「ノート」という場所で、このようなカキコミが行われた。その後、編集に関わった人が西さん本人にメールで問い合わせ、西さんが削除を認め、活発な議論が交わされ始めた。そして、06年11月18日、西さん本人が登場し、次のように書き込んだ。
「あなた方は何で本人がいやがる内容のことを、こんなにしつこく書き続けるのですか 引用した原典が正しいのかどうかちゃんと調べたらどうでしょうか この記事は独断と偏見の固まりです 私は本人ですが、本名を名乗らない人と、自分の経歴について話し合うのはいやです 本名とお立場と連絡先を呈示して、話をするなら、受けて立ちます。西和彦 11月18日」
アスキー世代なので、こういう形でしか話題にならない現在の西和彦氏がちょっと残念。 どこで間違っちゃったんでしょうかねぇ...
セルゲイ
wikiの個人の項目はかなりプライベートな事まで突っ込んで書いてますよね。知らない人間にプライバシーを晒されるというのは、かなり腹立たしいし、時に恐怖を感じるものです。本人の認識と異なる事を書かれるのももどかしいし。もっと配慮されていいと思います。
ダブリン市民
公に知られていることでも、本人にとっては「そっとしておいてほしい」と思うことは当然あるでしょうね。 もちろん、明らかに間違っている内容は正されるべきだと思います(欧米でもよく問題になっているようです)。
でも、西氏のように経営者や知識人として活躍する人であれば、過去の言動や実績(成功も失敗も)を全部引き受けないと。 公人と私人の区別は難しいですが。
物事はいろんな見方があるので、見解が異なる場合もありますが、総合的に見てWikipediaに書かれている事柄は、単なる覗き見趣味以上に有用なものが多いと思います。
セルゲイ
公私の別や、個人についてどこまで書いて良いのか、の線引きは確かに難しいところだと思います。いわゆる「一般人」でも無いならなおさらですね…こういう問題を孕んでいるものの、有名人についてwikiで知る事が多いのも事実ですし。
西氏が匿名の書き込みにナーバスになっている事は以前からで、「匿名」の2ちゃんねるに対抗して半匿名みたいな1ch.tvを作っちゃったぐらいですから。元はといえば2ちゃんねるで西氏本人が叩かれたのが原因ですよね。拙者は2ちゃんねるでさんざん攻撃された経験があるので、西氏がナーバスになる理由はある程度理解できます。
ただ西氏がPC界で功績があった事は間違いない事実だし、もちろん失敗例もあったわけですが、こういった公的な部分の記述に対して、もっと良い解決法が無かったのかと思います。
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西氏の「匿名は相手にしない」という姿勢は、先日のNHKの番組でも議論されていた、インターネット上の匿名性をどこまで認めるのか、情報のトレーサビリティーをどこまで確保するのか、という問題を含んでいます。拙者、ネット上での己の行為に責任を持つという点で、「名乗る必要はないが、特定はできるようにする」と方向に賛成です。現在、確実に特定できるという所まではなってませんよね?西氏の怒りの矛先の一つは間違いなく現在のネットの無責任性に向けられていると思います。
長々と失礼しました。