不振フォード、好調マツダに学ぶ

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asahi.com : 不振フォード、好調マツダに学ぶ 10年前と立場逆転

改革の旗はフォード出身者が振ったが、マツダとの共同作業だった。井巻氏がバカーイ氏に「部下と酒を飲み、上司が支払うこと」と忠告すると、さっそく部下を大勢引き連れ、酒場に出かけた。外国人と日本人社員が一緒に仕事をするのが普通の光景になり、社風も変わった。今でも、マツダを経験したフォード幹部は懐かしがり、井巻氏らと連絡を取り合っているという。

当のフォードは、そのマツダ株を質に入れてまで、資金調達してるみたいですが。

フォードが資金調達規模引き上げ、最大230億ドルに : 経済ニュース : 経済・マネー : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

金融機関からの融資枠を80億ドルから最大115億ドルに広げ、転換社債の発行規模も当初計画の30億ドルから45億ドルに引き上げる。融資では工場や子会社株を担保にする方針で、調達規模の拡大に伴い、フォードは保有するマツダ株も担保として活用する。

フォードがマツダを支援したからこそ、今のマツダがあるのは確かなんですが、フォードからマツダが”学んだ”ことはそれほど多くはないんじゃないのかな? もともといいクルマを作るポテンシャルはあったのだから。 この辺はルノー・日産の関係とは、少し違うように思います。

復活したといってもまだ病み上がりのマツダにとっては、フォードを支えるなんて荷が重いでしょう。 生産台数(130万台)だって、リコール問題であれだけ叩かれた三菱自と大して変わらないんだし。