支那エンジンはみんな、基本的にWave(NICE)110のコピーかと思っていたんですが、そうでもないようです。
Wave(NICE)110のボア×ストロークはΦ50×55.5mmなので、排気量は109ccになります。 でも”110cc”として出回っている支那エンジンは107ccということですから、おそらくΦ52.4×49.5mmなのだと思います。
この場合、クランクケースはWave(NICE)110ではなくて、WAVE100と同じくカムチェーンでオイルポンプを回す形式になっているようです。
ショートストロークの方がレブリミットが高くて、振動も少なくていいという人もいるでしょうから、これはこれでアリかもしれないですね。 逆に、国産メーカーのΦ52シリンダーを使って、排気量アップを狙いたい人には向きません。 最初から125ccと銘打って売られているエンジン(実際は120cc?)を購入したほうがいいでしょう。