日系メーカーの海外生産拡大は続く

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NIKKEI NET(日経ネット):仏ルノー、ロシア車最大手に出資・成長市場に小型車で足場

仏ルノーがロシア最大手自動車メーカーで政府系のアフトワズに出資することが7日明らかになった。市場拡大が期待できるロシアを巡っては日米欧メーカーの競争が激化しており、ルノーは出資を足がかりに同国での拡販を加速する。一方、ロシアはルノーの技術を導入することで自動車産業の育成を目指す考えだ。
 
ルノーとロシア側は株主総会で拒否権を発動できる25%プラス一株をルノーが買収することで8日にも正式合意する見通し。アフトワズは小型車「ラーダ」を生産する政府系自動車メーカーで、今後はルノーを「戦略的パートナー」と位置づけ協力関係を強化する。

日産・ルノーはサンクトに自前の工場を建ててる最中だけど、なかなか面白い手を打ってくるね。

NIKKEI NET(日経ネット):スズキ、日産がタイに新工場・2010年から低燃費車を生産

海外からの投資案件を審査するタイ投資委員会(BOI)が同日、両社の生産計画に投資優遇策を適用することを決めた。11月にホンダの生産計画を第一号として認可しており、今回は第二弾となる。
 
スズキは95億バーツ(約350億円)を投じ、東部ラヨーン県に新工場を建設する。同社はタイに二輪車工場を持つが、四輪車工場は初めて。10年夏から排気量1200cc級の低燃費車を年5000台程度生産、15年には年10万台以上に増やす。約2割をタイで販売、残りは東南アジアなど近隣諸国に輸出する。

スズキが今までタイに四輪工場を持ってなかったのは知らなかったです。 インドネシア、ベトナム、ミャンマー(!)にはあるらしいです。

スズキやホンダ、トヨタの国内生産拠点増強が「国内回帰」としてマスコミに取り上げられますが、成長センターでの投資はより一層加速しています。