通勤で分かった事柄などを。
今朝は雪が降る中の出勤でしたが、チョーク引いてエンジン始動は問題ありませんでした。
ただ、チョークを引いた状態ではアイドリング回転数が高いので、そのままギヤを入れるとショックが大きいです。 しっかり暖機して、チョークを戻してから走り始める必要があります。
二次側遠心の遠心クラッチ部分は、半クラ領域が狭いようです。 その分、しっかりつながって動力を伝達してくれるのですが。
シフトチェンジの踏力は、拍子抜けするほど軽いです。 これならお年寄りでも大丈夫でしょう。 もっと強いクラッチスプリングでも良かったかもしれません。
エンジンブレーキ中でも確実にシフトできるので、シフトダウンのミスがなくなりました。 ただ、つながりがやや唐突なので、スロットルワークを丁寧にしないとガクガクすることがあります。
これ(二次側遠心)が本来あるべき姿で、いかに一次側遠心クラッチが無理を重ねて成立しているかがよく分かりました。
バイブレーションが減ったのも嬉しい誤算(?)です。
R側クランクベアリングの圧入には本当に悪戦苦闘したので、クランクの芯が振れても仕方ないと、半ば諦めていました。
振動が少ないため、どこまでも廻っていきそうで、逆に怖いくらいです。 PE24と96cc用カムシャフトの本領が、ようやく発揮できそうです。 105cc用カムシャフトに交換すればさらにパワーアップしそうですが、その必要はないのでは?(といいつつ慣れたら交換したくなるのでしょうが) 武川のC100X用S-Stageのピストン(ボアΦ53.5で124.76cc)を使って、シリンダーをボアアップというのも出来なくもないけど。
一次減速比が下がったこともあり、ゼロ発進の加速力は250ccスクーター並です。 50km/hで4速に入れたら、あとはエンジンの回転任せとなります。 最高速チャレンジはまだやっていませんが、100km/h突破は間違いないでしょう。 空気抵抗(前面投影積)の大きいジョルカブで100km/hというのは、結構大変なんです。
ここまで動力性能に余裕があると、もはやカリカリ走る気にならないですね。 張り合うのがバカらしいというか。 小僧が飛んでいっても、カチンと来ません。
帰宅時は、雪が止んで小雨になった状態で、気温が低くて湿度が高いという、アイシングに最適な条件。 以前ほど酷くはなかったですが、やっぱりスロットルバルブの張り付きが発生しました。
実はまだK&Nのプリチャージャーは装着していなかったのですが、やっぱり付けるべきかもしれません。
BLACK-EGG
遅くなりましたが、本年も宜しくお願い致します。
BPの方、拝見して参りました。
いやー凄いTry&Errorですね (@o@)
構造解析の凄さや部品調達の難しさから自分じゃとてもとても (^^;;
一先ず素晴らしいエンジンに仕上がった様で何よりです (^^)
自分も正月早々からカム替えとセッティング等をしていましたが、リフト・オーバーラップ率が上がっても排気量が…なだけに余りメリットが出ず、タペット打音もカチカチ大きかったのでNomalカムに戻っています。
恐らく、カムスライダー部で当りの違いが発生したので未だカチカチ音は残っていますが走行距離が伸びるにつれ静かになってきましたので未だ様子見です (^^;;
キャブセッティングをしようとしたら負圧コック故障から開通方向に開きっぱなしになり、慌ててFuel-Tubeと中間コックで繋ぐとか、JOKERクッションが抜けてきてバネ固く動揺収束せずなんてトラブルも出てきました。
丁度頂いた脚が未だ有りますので、リンク取付側長穴とクレビス除去・バネ1巻切り後塗装等考えています (^^)
…取り敢えず排気量は如何ともし難いので、○○の手習いよろしく中免(死語)を取ろうと思ってます (^^♪ 一発はどう考えても無理なので、公認教習所の恩恵に預かるのが吉かと。小型限定と極端に費用差が無いので欲張る次第です (^^;
実際に持てるのは維持費上125ccが限界ですけどね (^^;
ダブリン市民
BLACK-EGGさん、こんにちは。
佃煮、美味しかったですよ。 あっという間になくなりました。 今度、自分でも買ってみます。
「いずれ二次側クラッチにしなければならなくなるかも」とは思っていましたが、まさかあんなに唐突に壊れるとは思ってもいませんでした。
心の準備は出来ていませんでしたが、下調べは出来ていたのでまだよかったです。
とはいえC100EXとWave110の部品の組み合わせの互換性や、Wave110の部品が入手できるか否かなど、不透明な部分が多くて、”出たとこ勝負”で実行したのが実情です。
故障で凹んだ時にリード110が発売になっていたら、そっちに走っていたかもしれませんね。
タイやマレーシアをはじめアジアで走っているカブは、大半が二次側遠心クラッチなんですが、日本に流れてくる支那エンジンはマニュアルか一次側遠心がほとんどですね。 なんで二次側遠心を持ってこないんだろう? 不思議です。
エンジンって排気量が小さくなるほど、セッティングが難しいんだなとわかるようになりました。 逆にいえば「排気量は七難隠す」ですね。
かぶや
ダブリン市民様
いやーBPの方をあらためてじっくり読まさせて頂きました。故障のことといい、今回の顛末は非常に参考になりました。私も今100EX(後期)のエンジンをばらして、カスタム(といってもあくまで純正流用)にチャレンジしてますが、100と110の違いがよーくわかりました。ご苦労様でした。
しかしケースのクランクシャフト挿入側の芯ズレとはすごいですね。モンクルとかでも書いてありましたが、右クランクケースにクランクシャフト入れるときは、ケースを熱膨張しないとだめだと書いてありましたね。その困難な状況のなか、見事な解決方法に頭が下がります。
ところで、金城の左クランクケースとWAVE/NICE/XRM110の右クランクケースは合体できるのでしょうか。
ダブリン市民
かぶやさん、こんにちは。
二次側遠心は情報量が少ないですね。 C100EXの個体数が少なくて、エンジンを改造する人はさらに少ない。 Wave100や110も、NICE110などと違って純粋に通勤バイクとして使っている人がほとんどなので、エンジン改造なんてしないですしね。 それが正しい姿ではあるのですが。
C100EXとWave110のパーツの互換性ですが、NF110X型であればクランクシャフトやドライブギヤ関係の流用は大丈夫みたいですね。 NF110Y,1型は、2型以降のWave100と親和性が高いようです。 Rクランクケースカバーもおそらく大丈夫でしょう。 ミッションと二次側クラッチは何の問題もありません。
整備記録と重複しますが、特集シリーズの「遠心二次側クラッチについて」もご参考に。
今年、低フリクションの新型エンジンが出たら、基本設計が古いWave100/110のパーツはだんだんと入手困難になっていくのかもしれませんね。
「金城の左クランクケースとWAVE/NICE/XRM110の右クランクケース」は、締付ボルト(ノックピン)の位置は合うかもしれませんが、クランクシャフトやミッションの穴位置が公差内に入るかは、かなり分が悪い賭けになりそうです。 日本や支那を問わず、同じメーカーのだって製造時期が違えば合わない可能性がありますから。