今のところは実施するつもりはありませんが、備えあれば憂いなしということで。
SP武川に、C100EX用S-Stageボアアップキット(Gタイプ)(品番 01-05-506)というのがありますが、リペアパーツとしてピストンキット(品番 01-02-512、\10,500)が出ています。 内容はピストン、ピストンリング、ピストンピン、ピストンピンサークリップです。
あと、ボアがΦ53.5になりますので、シリンダーヘッドガスケット(品番 000-13-002、\2,100)も必要ですね。
ちなみに、このGタイプのボアアップキットに含まれるカムシャフトは、単品(品番 01-08-037、\12,600)でも購入できます。 1mmリフト時でIN側Open:BTDC10°、Close:ABDC40°(リフト7mm)、EX側Open:BBDC40°、Close:ATDC10°(リフト6.8mm)というスペックはR-15カムと同じです。 やっぱりノーマルヘッドには、R-15がいいのかしらん?
シリンダーは、現行の支那シリンダーをボーリングして使うことになるでしょう。 スカート径がΦ56.5なので、肉厚は1.5mm残ります。 この程度なら耐久性に影響は出ないでしょう。
実行すればボアΦ53.5Xストローク55.5となり、排気量は124.76ccということでギリギリ原付2種の範囲内です。 現在のボアがΦ52.4で119.69ccですから、排気量アップはたったの5ccに過ぎません。
体感できるほどのパワーアップはないでしょうから、本当に自己満足の世界ということになります。
利点といえば、SP武川の品質くらいかな? 部品の入手性は、このボアアップキット自体がいつ絶版になってもおかしくないので、むしろマイナスといってもいいかも。 現在のΦ52.4ピストンは予備がもう1個あるし、もしかしたらWave125のが流用できるかもしれない。
でも「もうやることがない」状態よりも、夢が残っているのはいいですね。 パーツだけでも確保しておこうかしらん。