勝手に民法FMを中継して逮捕

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J-CASTニュース : 会社社長が勝手に「民放ラジオ中継局」 逮捕前に「喜んでもらっている」

同通信局によると、07年12月末に匿名で申告があったことから、調査を行ったという。この会社社長は、自宅と、隣接する土地の鉄塔(アンテナタワー)に設置した計2本のアンテナから電波を送信。正規の中継局が、小規模なもので「数ワット」の出力で電波を送信するのに対して、今回の「海賊中継局」の出力は1.7ミリワット(ミリは1000分の1)だった。
 
同通信局では、
 
「出力自体は、そう大きくはなかったのですが、アンテナが比較的高い場所に設置されていたので、市街地のほぼ全域に電波が届いていました。他の業務無線にも混信などの悪影響が出ていたことや、ネット上でも『聞こえないはずの放送が聞こえる』と話題になっていて、社会的な影響も大きいことから、告発に踏み切りました」
 
と、経緯を説明。(中略)
 
今回の事件に巻き込まれた形のエフエム北海道の管理本部では、(中略)
 
「現在のカバー率は83%で、出来れば全道をカバーしたいのですが、古くなった設備の更新など、経営との兼ね合いを考慮しないといけません。中標津に中継局を作るとなると、広い地域ですから、(札幌市の手稲山にある)親局の出力が5キロワットなのに対して、1キロワットぐらいの大出力設備が必要になります」
 
と、コスト面から設置の見通しが立たないことを明らかにした。

法律違反なのは確かだろうから、逮捕は仕方ない。
でも、なんで電気屋のオヤジがボランティアで運営している1.7ミリワットの出力で「市街地のほぼ全域に電波が届いて」いるのに、エフエム北海道は同じことが出来ないんだ? 1キロワットもいらんのじゃないか?
いっそのことボランティアで再送信してくれる人を募集して、委託したらどうかと思うけどな。