富士重 軽をダイハツに集約 311億円で16.5% トヨタ追加出資(フジサンケイ ビジネスアイ) - Yahoo!ニュース
トヨタ自動車と富士重工業、ダイハツ工業の3社は10日、新たな提携戦略で合意したと発表した。トヨタが富士重への出資比率を現在の8・7%から16・5%まで引き上げることが柱。トヨタは子会社のダイハツを含め、開発・生産分野で富士重との協力を大幅強化し、トップメーカーの地位を盤石にする。一方、富士重は2009年から軽自動車生産を順次ダイハツへ委託。数年後には開発・生産から撤退し、経営資源を主力車種に集中する。
予定調和というかなんというか。 まあ、この道しかなかったのでしょうね。
トヨタとの提携でスポーティーな車を追求するメーカーに=富士重社長(ロイター) - Yahoo!ニュース
森社長はトヨタとの提携の狙いについて「アライアンスを活用し、当社の強みを生かせる分野に資源を集中する」と述べた。その上で「トヨタはオールラウンドプレイヤー、(トヨタ子会社の)日野自動車<7205.T>はトラックで、ダイハツ工業<7262.T>は軽自動車。当社はスポーティーな車をいかに追求していくかが進むべき方向だと考えている。トヨタにはそういう車がなくなっているので、グループの中で当社がその位置を占めるのは可能だと思っている」と語った。
そんなこと思っているのは富士重のお偉方だけだと思うよ。
トヨタにしてみりゃ水平対向エンジンなんて、ロータリーエンジンとおんなじくらい異質な存在で、いつ切り捨てたって不思議じゃない。
第一、トヨタが富士重の価値を、自動車メーカーとして評価しているかどうかも怪しいもんだ。 もしかしたら将来的に、トヨタグループの航空機部門とか汎用エンジン部門に位置づけられちゃうかもしれないしね。