スターターボタンで始動するクルマが増えたのはなぜ?

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「スターターボタンで始動するクルマが増えたのはなぜ?」

これからはスターターボタンの方式のほうが安くなると考えられます。メカニカルなキーは切削などの手間がかかってどうしてもコストがかさんでしまいます。それに比べ、電子的なスイッチならばデータを書き換えるだけですから、システムを作ってしまえばコストダウンが可能なのです。
 
コストだけではなく、性能的にもスターターボタンにはメリットがあります。
キーを回して操作するということは接点を断続することになり、どうしても電気的な損失が生じます。もちろん、キー自体も微少ですが劣化していきます。さらに信号をやり取りするだけですから配線を細くすることにもつながり、軽量化にも役立ちます。
 
また、すべてコンピューター制御でエンジンを始動するわけですから、人間のミスが入り込む余地がありません。二度がけとかもなくなりますし、トラブル回避にもなるのです。

エンジンのECU制御やイモビライザーの標準搭載で、エンジンの始動システムからメカニカルな部分を無くして電子化した方が都合がいいのですよ。 ハンドルロックも電磁式になります。
2,3年後に発売されるクルマは、ほとんどこうなるんでしょうね。