謎を呼ぶ日経「経営とITサイト」編集長 谷島宣之氏の記事

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謎を呼ぶセブン銀行社長の行動 記者団の“襲撃”に立ち向かったセブン銀行:NBonline(日経ビジネス オンライン)

夕刊の記事によれば、東京三菱UFJ銀行のキャッシュカードがセブン銀行のATMで使えなくなっていたその時、東京・丸の内のセブン銀行本店にあるATMコーナーに安斎社長は姿を見せ、自らATMを操作し、トラブルの内容を確かめた。その結果、新聞に載ってしまったわけだ。
 
企業情報システム関連の記者を20年以上続けているが、自社に原因があるかないかを問わず、システムトラブルのさなかにこのような行動をした経営者を筆者はほかに知らない。
 
「困る」「早く直せ」とのたまうだけでは、「休み明けの午前中にこういう事態があっては困る」「ATMはわずかな仕事の合間に利用するので不具合のないようにしてほしい」「システム管理がずさん。早急に解決して」(以上いずれも12日付日本経済新聞から)とコメントした一般預金者と全く同じ類である。夕刊を読んだ金融業界関係者とIT(情報技術)業界関係者の間で、安斎社長の評判は大きく下がったに違いない。筆者にとってATMの不具合より安斎社長の行動が事件に映ったゆえんである。

自社に原因があるわけでもないのに、三菱東京UFJ銀行の情報システム一本化の影響で不具合が起きているのですから、「不具合のないようにしてほしい」「早急に解決して」と言うのは当たり前のことだと思うのですが、なんで「金融業界関係者とIT(情報技術)業界関係者の間で、安斎社長の評判は大きく下がったに違いない」となるのでしょうか? 全く理解できません。

これまでの谷島宣之氏の記事を読むと、この人はわざと物議を醸すような書き方をして、その後でこれまでの記事を引用した言い訳の記事をまた書くものの、全然反省しないということを繰り返しているようです。

評論家ならともかく、日経というマスメディアでそれなりのポジションを得ている人なら、読者を釣るような書き方をするのはどうかと思います。 これじゃ単なる目立ちたがりです。

まあ、日経という会社がそういう企業文化なのでしょうが。