予定通り、昼からジョルカブへのエンジンの搭載を実施しました。
特に特筆すべきことはなく、1時間くらいで作業は完了しました。 ぶら下げたままのキャブ(PE24)が心配でしたが、詰まりもなくエンジンが掛かってくれました。
ついでにスプロケ&ドライブチェーンも交換したので、終わったのは14時半くらいでした。 風もなく暖かい日だったので、本当に助かりました。 花粉も飛んでなかったしね。
キャブやスーパートラップのセッティングは125ccのままですが、試走した限りではそのままでも大丈夫そうです。
久々の一次側遠心クラッチは、やっぱり踏み応えがありますね。 エンジン回転のイナーシャも、Wave110クランク+二次側クラッチより大きいように感じます。
125ccから排気量が2割も減ったわけですが、やはり上り坂では速度が鈍ります。 60km/h以上はキープできるんですが、125ccだと80km/hで上れたんで。 ただ、一次減速比が高くなっている影響もあるかもしれません。
ま、今回は走ってくれるだけで満足です。
<以下、余談>
実用に使うものを、リスクを冒して改造するのは間違いという人もいるでしょう。 それはその通り。
低い性能・高いマージンで実用的というのは当たり前の話で、面白くもなんともないですね。 高性能だけど、気温や湿度の変化に敏感というのも困ります。 ジョルカブの性能と実用性を、高いレベルで両立させることに意味があるんです。
支那エンジンについても同じですね。 単なる使い捨てでは進歩がないでしょう。 HM純正との互換性の追求や、どこまでやったら壊れるかも、実際にやってみなければわからない訳で。 氷が張った湖の上を渡っているようなものです。
結局はトラブルすらも本人が楽しめるかどうかですね。
かぶや
管理人さん、どもども
おっしゃることに共感です。
私はエンジンそのものもいじりますが、決して純正マニアでは無いです(笑)。
なかには独特な設計があって、野心的なものもあっておもしろいと思います。
考えてみれば、いまは一流メーカーになっている日本のメーカーも、最初は模倣からはじまっているわけで、そのなかから、競争に勝つために品質管理・耐久性が築かれてきたと思います。海外のメーカーもこれから頑張って欲しいモノです。