トヨタ自動車と日産自動車、ホンダの3社が米国で抱える自動車在庫が適正水準に近付きつつある。月末に何日分の在庫を保有するかを示す在庫日数は3月に3社平均で73日と前月比2割減少。金融危機が本格化する前の昨年9月の水準に回復した。米市場の冷え込みは続いているが、昨年来の減産効果で経営の圧迫要因となる在庫の圧縮は着実に進んでいる。
在庫日数は販売店が持つ月末在庫をその月の1日あたり販売台数で割った値。販売停滞などでこの日数が増えると、減産や資金回収の長期化を招く。昨年10月以降、日米大手6社では100日を上回るなど高水準だったが、2月に減少に転じ改善の兆しが出ていた。
適正在庫は50~60日ということですから、あともう少しですね。 遅くとも第一四半期中には完了するでしょう。
問題はその後ですが。