【新聞ウォッチ】悲しき管理職…ホンダも月給30%、ボーナス40%カット | Response.
09年夏のボーナスの平均支給額が前年に比べ15.2%減と2ケタに落ち込むという。日経新聞が調査した中間集計の結果で分かったもので、きょう同紙が1面トップで報じている。
中でも、自動車や機械など輸出型産業ではいすゞ自動車が前年比28.8%減に落ち込むなど減額率が軒並み2割を超えた。日経は「サラリーマンの所得が大幅に減ることで、国内消費の下押し圧力となる可能性もある」と指摘する。
ただし、ボーナスなどの減額幅は管理職のほうが凄まじい。記事には取り上げられていないが、例えば、ホンダの管理職は、4月から給料の減額率をこれまでの5%から30%に引き上げるとともに、ボーナスは平均40%減とすることを決めた。最高60%減のトヨタ自動車の管理職ほどではないが、ホンダは今期も黒字決算の見通し。痛みを分け合い、社員一丸となって会社を守り抜くという愛社精神はわかるが……。
「愛社精神」なんかじゃないでしょ? 管理職は「経営側」なんだから、業績不振の影響をモロに受けるのは仕方ないよね。
でも有休がなくても、土日も出社しても残業しても手当てがなくても頑張れるのは、組合員より5割以上も高い給料をもらっているおかげです。
あんまり減額しすぎると、管理職の成り手がいなくなっちゃうよ。