J-CASTニュース : 「日本はもう立ち直れない」 だから「海外で働こう」に賛否両論
20年ほど後の日本について、ベストケースでも、経済に活力がなく、観光に頼ってそれなりの生活を送るフランス型だと指摘した。最もありうるのは、格差社会が進んで金持ちが誘拐を恐れて暮らすアルゼンチン型。同国は、かつて日本のように世界の中核を担うと言われたからだという。そして、ワーストに挙げたのが、あまりの貧困に右翼の台頭を許してしまうケースだ。
(中略)
海外で働く場所として、渡辺さんは、中国でもインドでもベトナムでも、成功体験ができる「伸びてる場所」だという。自らが働くシリコンバレーは、ハイテク・ベンチャーが大学から育つのを目の当たりにして、そのダイナミズムに目から鱗が落ちたという。渡辺さんは、海外が嫌になれば、日本で就職すればよく、留学経験などがあれば優位になるとしている。そして、進路変更ができなくなる前に、「若い人に早く気づいて欲しい」と呼びかけている。
いや。 ワーストケースは「20年経っても、状況が今と全く変わっていないこと」だと思うよ。 そしてそれが一番ありえることです。
だいたい「立ち直る」ってのは、昔はうまくいっていたけど今はコケているって認識でしょ? そこからして間違っているよね。 昔はたまたま日本を取り巻く状況が有利だっただけで、国力があったとかそういう問題じゃないし。
ただ海外で働くことは、基本的には学ぶことが多いし、機会があればチャレンジした方がいいと思います。
でも、現地採用だと労働条件は現地人と同じです。 「伸びている場所」は途上国が多いので、給料は安いし競争も激しいです。
今の若い人は、友達のつながりがとても大事なので、一人異国で孤独に耐えるのはかなり大変だろうと思います。
成功体験を求めて海外に武者修行に行くような若者がたくさんいるなら、日本の未来も明るいんですが、いわゆる「下流」に属するような欲求のレベルが低いのが大半じゃないかな?