トヨタとホンダ、ハイブリッド車の国内展開を一段と加速|GAZOO.com
ホンダは、すでに「インサイト」を含む4車種のHVを投入する計画を公表済みだがフィットHVの発売を12年から10年秋に前倒しする。HVシステムはインサイトを流用、設備償却が進む既存車型のコスト競争力を生かしインサイト(189万円)より安い価格で発売する。これに対し、トヨタもヴィッツ(排気量1~1.5リットル)級のHVを開発中。「THSII」をベースに部品の統合や軽量化などに取り組んでおり「2モーターながら、(ホンダのパラレル式HVのような)1モーター並みのコストでできると試算している」(同社技術者)とする。11~12年中に発売する。
トヨタはまたプリウスより上級のHV(排気量2.4リットル)を年内に投入する。トヨタ、レクサスの両ブランドを用意し、HVを武器に国内のセダン市場を活性化させたい考え。一方のホンダはスポーツ色を打ち出したHV「CR―Z」を年明けに投入、スロットル応答性に優れるパラレル式HVの利点を生かして初代インサイトのようにMT仕様を設定、走りと低燃費を両立させる新世代スポーツ車として新たなHV需要を取り込む。
ヴィッツHVは排気量が1.0~1.3Lでしょうから、新開発のエンジンです。 当然、開発には時間が掛かります。
現行型が出たのが2005年ですから、順当なら10年か11年にはFMCのハズ。 となるとHVは後から追加ということになるのかな? HV専用車に衣替えなら大英断なんですが。
ホンダはフィットHVの前倒しで、1年くらい先行できるかもしれませんね。 戦いはまだ始まったばかりですが、今後が楽しみです。