電気自動車を作るのは誰か - 産業動向 - Tech-On!
東芝は現時点で最高の電池を持ちながら、「嫁入り先」をまだ見つけていない。気がついたときには、主要メーカーはすでにパートナーを見つけた後だった。今後どこまでクライアントを獲得できるかは、競合メーカーがどのタイミングで性能的に追いつけるかで大きく変わってくる。ソニーは自動車分野で目立った動きがなく、長期的視野に立ち現在は様子見の状況なのかどうかを含め、戦略が見えてこない。ただしソニーはLiイオン2次電池を世に送り出した「元祖」で、現状でもLiイオン電池市場で世界シェア第2位(2008年)という実績を誇る。今後も動向から目が離せない。
日経BPのWebサイトTech-On!の『思索の副作用』というコラムに、「なぜなら、給料が安いから」という記事があってなかなか面白かったんですが、会社というのは辞めたあとも気になる存在のようです。 やはり愛着と憎しみが入り混じっているのでしょうな。
それはさておき、中国のBYD社にEVが作れるなら、ソニーに作れない理由はないですよね。 今の自動車のフォームファクターから離れたEVを作れるのは、ソニーかもしれないです。 20年後のソニーの基幹事業がEVだったとしても、驚かないですね。
もちろん衝突安全など、自動車メーカーでなければ知りえない技術の蓄積はありますが、一眼レフの「α」のように、小規模な自動車メーカーを買ってしまってもいい訳です。 たとえばプロトンとかね。