今夜の『ザ!鉄腕!DASH!!』で使っていた電動スクーターは、コレみたいですね。
【試乗レポート】電動スクーターに乗ってみた、エコで静かだがネックは価格 - ライフ - 日経トレンディネット
イー・キューブが販売する電動スクーターは、台湾のメーカーFREE POWER ENERGY製の「FREE POWER S500」。定格出力0.6kW以下の電動バイクは、エンジン排気量50cc以下と同じ第一種原動機付自転車として登録できるので、原付免許や普通免許があれば公道で運転できる。定価は29万8000円で、イー・キューブでは当日返却2400円、1週間1万1000円、1カ月2万8800円でレンタルしている。
車体サイズは全長1520×全幅650×全高985mmで、車重は40kgと、原付スクーターとしてはやや小振りのサイズだ。バッテリーはフットボードの下に搭載し、走行距離はフル充電で50km程度(カタログ値)。正極にLiFePO4(リン酸鉄リチウム)を使うリチウムイオン電池で、ノートPCや携帯電話に使われているコバルトを使うタイプよりも低コストなため、電気自動車やハイブリッド車用の次世代充電池として注目されているものだ。
中国製ではなく台湾製なんですね。 カタチはスズキの「チョイノリ」みたいですが、リヤサスはあるようです。
インホイールモーターって、深い水溜りを走行するのが心配なんですけど。
気になる航続距離ですが、
カタログ値での走行可能距離はフル充電で約50kmだが、これはあくまでも30km/hの一定速度を保った場合の数値だ。実際の一般道走行では、 35kmほどでバッテリー切れの状態になった。フルスロットルで加速・減速を繰り返す場合は、このくらいの数値が現実的だと思った方が良いだろう。
フットボード下に搭載するバッテリーのサイズは幅47×高さ28×厚さ10cmで、重量は約10kg。
車両重量は40kgということですが、そのうち10kgがバッテリーなのかな? 電池の容量はどの程度なのかしらん?
充電時間は100Vの場合、2時間で80%、3時間でフル充電が目安だ。電気代は家庭の契約形態にもよるが、1回あたり9~15円ほど。通常の原付きスクーターの実用燃費は30~40km/Lぐらいだから、ガソリンがリッター約100円とすれば、35km走るのに必要なコストは100円前後。FREE POWER S500はフル充電で35km走れるから、走行コストはガソリンの約1/10~1/6で済むことになる。 (中略)
なおイオンレイクタウンに設置されている急速充電器スタンドを使えば、1時間で約80%充電できる。料金は1回100円で、イー・キューブが販売するプリペイドカードを使う方式だ。こうした施設が普及して、買い物に出かけた先で気軽に充電できるようにならないと、電動スクーターの普及は難しそうだ。
1回\100で30km程度しか走れないんじゃ、原付より高いよ。 ほとんどの場合は家庭で充電することになるんだろうけど。
「道路運送車両法第二条第三項の総排気量又は定格出力は、左のとおりとする。
一 内燃機関を原動機とするものであつて、二輪を有するもの(側車付のものを除く。)にあつては、その総排気量は〇・一二五リツトル以下、その他のものにあつては〇・〇五〇リツトル以下
二 内燃機関以外のものを原動機とするものであつて、二輪を有するもの(側車付のものを除く。)にあつては、その定格出力は一・〇〇キロワツト以下、その他のものにあつては〇・六〇キロワツト以下
1kW=1.360PSと考えると、電動バイクの原付二種はあまり速さは期待できないですね。
EVがもし市街地内のコミューター的用途から浸透するなら、4輪より先に2輪から始めるべきなんでしょうな。 ホンダは4輪のEVに消極的ですが、実はEVでも「2輪から4輪へ」戦略を考えているのかもしれません。
とはいえ、原付の燃費は現状でもとてもいいです。 排ガス規制対応によるFI化で、車両価格が高くなっているとはいえ、同等の走行性能を持つEV2輪車はそれ以上に高価になるでしょう。 燃料代で車両価格差を取り返すのは結構大変かも。 法改正でパワーアップした電動アシスト自転車もあるしね。