トヨタ、マツダにハイブリッド基幹装置を供給 10万台規模

NIKKEI NET(日経ネット):トヨタ、マツダにハイブリッド基幹装置を供給 10万台規模

トヨタ自動車とマツダはハイブリッド技術で提携する方向で最終調整に入った。トヨタがハイブリッド車の基幹装置を供給。マツダは同装置を組み込んだハイブリッド車を2013年にも発売し、同分野に進出する。年間10万台規模の販売を目指す。トヨタはハイブリッド車強化の一環として、10年に欧州でも完成車の生産に乗り出す。本格的な普及段階に入ったことで、環境技術を軸にした新たな世界的な提携の組み替えが動き出す。
 
マツダがハイブリッド基幹装置の供給を要請、トヨタが応じる方針を固めた。近く発表する。トヨタがハイブリッド基幹装置を本格的に外部供給するのは初めて。04年に米フォード・モーターにハイブリッドの基幹装置を供給したほか、06年からは日産自動車にも供給しているが、実際の販売は小規模にとどまっている。

おー。 本当に自主開発すんのかな?と疑問に思っていましたが、トヨタに打診していたんですね。 賢明だと思います。

広島というのは自立の気概が強い土地柄なんで、富士重のようにトヨタグループになんとか入れてもらおうとすることはないと思いますが、将来的にフォードが保有しているマツダ株をトヨタが引き受けるなんてことがあっても不思議ではないです。

【新聞ウォッチ】トヨタとマツダ、HV技術で提携 日経 | Response.

自動車関係者によると、トヨタとマツダの接近は、米フォードがマツダ株の売却に踏み切る情報が流れた昨年夏頃からマツダの井巻久一社長(当時、現会長)が熱心に“トヨタ詣で”を行い、水面下での交渉が始まったとされる。
 
また、マツダがトヨタの支援を受けてハイブリット車の発売を開始するのが2013年というのもミソ。その頃にはトヨタの所有するハイブリッドの特許技術の大半が期限切れとなるからで、見方を変えれば、それまでにトヨタはハイブリッド車の比率を高めていち早く世界市場を席巻したいという思惑もある。

特許の期限ってそんな短かったっけ?