【ATI2009】「冬の来るのが楽しみ」,トヨタが新型プリウスについて講演 - クルマ - Tech-On!
3代目プリウスのハイブリッド・システムは,燃費の向上と今後の小型車への搭載を視野に入れて開発したという。特に力を入れたのは高速走行下や冬季での燃費の向上である。欧州を中心に要望の高い高速走行下での燃費は2代目と比べて,80km/hで11%,100km/hで14%,120km/hで11%向上した。冬季の走行に関しても,気温-5度の条件下(LA#4)で燃費が19%向上した。国内では,実際の実用燃費が現在のところ約23km/Lと2代目で約21km/Lから向上しているという。これは夏場のデータのため,「冬が来るのが楽しみ」(同氏)と自信を覗かせた。
発売前に雑誌などでは「20km台半ばはいくだろう」とか書かれていましたが、結果的には私の予想通りでちょっと嬉しい。 2km/Lアップでも1割改善ですから、十分すごいです。
ちなみに「L」グレードの10・15モード燃費は38km/Lですから、実用燃費が23km/Lならカタログ値の達成率は60.5%になります。 「S」の35.5km/Lとしても、達成率は64.8%です。
インサイトはカタログ値30km/Lで実際は20km/L程度なので66.7%ですが、74%を下回ると不満足ということですから、どちらも落第ですね。