「逆転×逆転」で、夢のエンジンが動く:日経ビジネスオンライン
ピストンがシリンダー内のある特定の位置にあれば、逆回転による燃焼のみでエンジンを回せそうだ。この環境を整えて実際に試してみると、見事にピストンは上死点を越えて、エンジンが再始動した。(中略)
喜ぶ田賀たちだったが、すぐに全く別の困難にぶち当たった。
ピストンが特定の位置にあればエンジンが動くということは、逆に言うと、ピストンが特定の位置になければエンジンがかからないということになる。
単気筒の4サイクルエンジンは、クランク軸が2回転するたびに1回爆発します。 つまり4気筒なら1/2回転に1回の爆発(圧縮上死点)です。 4つあるピストンの位置は、それぞれバラバラです。
「i-Stop」はいつも単気筒エンジンを例にして説明しているので、なんか釈然としないんですよね。
とはいえ、クランクシャフトを任意の位相で停めるというのは確かに難しいです。 ブレーキなんてありませんから。
バイクの単気筒エンジンの場合は、オートデコンプ機構を持つものがありますが、あれは圧縮に負けて逆回転してきたところを、ワンウェイクラッチで止める機構になっています。 単気筒だから出来ることで、マルチシリンダーだと難しいでしょう。
さか
止める力はなくても回す力はあるから、
アイドルストップのルーチンに来たら
燃料噴射量と点火タイミングで特定の場所で止めるんでないですか。
ダブリン市民
さかさん、こんばんは。
エンジンを停止するのが、完全に停車している時だけなら、任意の位相でクラッチをつないでしまえば、クランクシャフトを停めることができるかもしれません。
トルコン式ATやCVTだと難しそうですが、やれなくもないでしょうね。