三菱自動車の益子修社長は3日、2020年度をめどに総生産に占める電気自動車(EV)の比率を2割に引き上げる環境計画について、前倒しを検討することを示唆した。ローソンのEV導入式に出席した際にEV事業の見通しを語った。「6月の発表以降、国内で大きな反響を得ているほか、海外からも想像以上に強い引き合いが来ている」とし、EVの生産・販売目標に関し「もう少し加速する必要があるかもしれない」と述べた。
三菱は6月に2020年までに新車使用時の二酸化炭素(CO2)排出量を05年に比べ半減する「三菱自動車グループ・環境ビジョン2020」を策定。この一環としてEV事業に関する20年度までの長期ビジョンを打ち出している。電池の供給能力次第では来年度以降の生産計画を見直すとしており、10年度に5千台規模としていた国内販売計画にも上方修正の可能性が出てきた。
軽でEVを継続的に出すのは三菱自だけだし、営業車需要だけでも年間5千台くらいはあるんじゃない? 個人向けを合わせれば、1万台くらいいっても不思議ではないよ。