自動車メーカー ラインナップの整理は不可避

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

J-CASTニュース : 日本の自動車メーカー戦略曲がり角 不振車種の生産打ち切り不可避

国内市場はハイブリッド車がシェア10%を越えてブームを巻き起こす一方で月販千台以下の「休眠車種」が少なくない。6月登録で見るとエディックス71台、クロスロード287台、エアウェイブ584台(以上ホンダ)、プレサージュ97台、ラフェスタ466台(以上日産)、イプサム67台、イスト 350台、ラウム572台(以上トヨタ)といった具合だ。
 
ホンダは2006年にプリモ、クリオ、ベルノの3チャンネル体制をホンダカーズに一本化した。ミニバンやコンパクトカーなどの売れ筋はもともと併売だったものの、プリモの軽自動車やクリオのシビックなど専売車種もあったため、チャンネル統合で車種数は29へとふくらんだ。ディーラーも「もてあまし気味になっているのは確か」と話す。軽自動車を除けばフィット、インサイト、フリードの3車種が国内販売を支えており、不振車種との落差は大きい。ホンダの世界販売はシビック、アコード、フィット、CR-Vでおよそ7割を占めており、国内でも効率的な車種構成に切り替えていく方針だ。

確かに効率を考えれば、基幹車種だけに集中すればいいのだけど、そんな単純な話じゃないんだよね。

今は新車効果が短くなっているから、年に2車種ずつFMCするとして、5年サイクルだと10車種必要になります。
富士重なんか典型だけど、新車がない年は販売も落ち込んじゃうし、先代インプレッサのように万一FMCに失敗したときのダメージが大きいよ。

もうすぐFMCのエアウェイブはさておき、エディックスとクロスロードは減税対象じゃないというのが大きいよ。 CR-Vだって昔は楽に5000台以上売ってたけど、上級移行も手伝ってパッタリだけどね。