ホンダ社長「1ドル80円台では利益確保苦しい」

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

インタビュー:1ドル80円台では利益確保苦しい=ホンダ社長 | Reuters

ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)の伊東孝紳社長は1日ロイターの取材に応じ、直近の対米ドルでの円高傾向について、「1ドル90円前後の水準でもぎりぎり利益を確保しているのに、80円台は勘弁して欲しい」と話し、更なる円高の更新では黒字確保が難しいとの見方を示した。(中略)
 
ホンダは2009年度通期で550億円の連結純利益を確保する見通しだが、想定為替レートは上期1ドル93円、下期90円の通期91円となっている。(中略)
 
伊東社長は、「米国や欧州の市場は今が底だと思うが米国の回復は時間がかかる、欧州は米以上に時間がかかる」とみている。
 
このため現在の生産規模・雇用人数でも十分利益が出せるように、開発車種の優先順位から生産工程の細部にいたるまで抜本的な見直しなど、「社内のメタボ体質改善に取り組む」と強調した。

1ドル91円で、今期の連結営業利益が700億円ですからね。 88円だと赤字でしょう。
期間の採用を再開しないのは、体質をスリムにしないと2番底が来たときに赤字になる恐れがあるからですね。