[スポーツ・インサイドアウト] 松井秀喜とアトリー。ベーブ・ルースと肩を並べる好記録。 - goo スポーツ
ただ私は、松井の復活にはもうひとつ大きな理由があったのではないかと思う。ポイントは膝だ。もしかすると松井の膝は、周囲の予想をはるかに超えるスピードで回復していたのではないか。ありきたりの結論に聞こえるかもしれないが、第2戦で低目の変化球をとらえた本塁打にせよ、第6戦で8球目まで粘った末、右翼二階席(コマツの広告看板に命中したのが笑わせる)へ運んだ一発にせよ、下半身の粘りがあってこその結果だった。いや、その前にも下半身を残してタメを作った例があった。第3戦、フィラデルフィアで代打に立った松井は、実に久しぶりに左翼への本塁打を放っていたではないか。
確かに、あの慎重な松井が「守備ができることを、自分が証明すればいいだけのこと」と言っているのですから、膝の回復についてかなりの手ごたえがあるのかもしれませんね。
ところで新ヤンキースタジアムで、あの場所にスペースを買った(かつて松井がCMに出ていた)コマツの担当者は感無量だったでしょうね。 あのホームランのシーンは、何回リプレイされたかわかりません。 広告効果としては十分以上に元を取ったでしょうね。