貧困率が上がったのは、ふつうの人の収入が減ったから

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NEWSの窓:経済 日本の貧困率 ふつうの人の収入が減った - 毎日jp(毎日新聞)

みんなが生(う)まれる前(まえ)、日本(にっぽん)は大金持(おおがねも)ちも少(すく)ないけれど、貧(まず)しい人(ひと)も少(すく)ない国(くに)として有名(ゆうめい)だった。
 
それは、日本人(にっぽんじん)の多(おお)くの人(ひと)が会社(かいしゃ)や工場(こうじょう)で働(はたら)いて、同(おな)じような給料(きゅうりょう)をもらっていたからだ。
 
でも、日本(にっぽん)より給料(きゅうりょう)が安(やす)い中国(ちゅうごく)などが工場(こうじょう)でいろいろな品物(しなもの)をつくって世界(せかい)に輸出(ゆしゅつ)するようになると、日本(にっぽん)の品物(しなもの)は高(たか)くて売(う)れなくなった。
 
それで、日本(にっぽん)の会社(かいしゃ)は中国(ちゅうごく)などに工場(こうじょう)を移(うつ)して、日本(にっぽん)では仕事(しごと)が減(へ)ってしまった。また、年(とし)をとって働(はたら)けなくなった人(ひと)も増(ふ)えた。
 
こうして、日本(にっぽん)のふつうの人(ひと)たちの収入(しゅうにゅう)が減(へ)って、貧(まず)しくなり、貧困率(ひんこんりつ)が上(あ)がり始(はじ)めた。
 
貧(まず)しい人(ひと)たちを助(たす)ける仕組(しく)みをつくり、また日本(にっぽん)で新(あたら)しい仕事(しごと)を作(つく)り出(だ)さないと、貧困率(ひんこんりつ)は下(さ)がらない。

そう。 そして、もう、昔には戻れないんだよ。

森が砂漠になるように、急激に工場は海外に移転し始めています。 今の為替水準が10年続いたら、草木も生えないようになっているでしょうね。
本当に「新しい仕事」を作り出さないと、失業率は10%をはるかに超えるかもしれません。