童夢カーボンマジック、ホンダ「インサイト」をCFRPパーツで45kg軽量化 - クルマ - Tech-On!
コンセプト車は前部フードや前後バンパー、フェンダー、ドア、ルーフ、後部ハッチ、ホイールなどをCFRP製として質量を45kg軽量化したもの。たとえば鋼板の代替では、フェンダーが2.2kgから0.8kgに、前部ドアが14kgから5.5kgに軽くなった。一方アルミホイールの8.1kgに比べてCFRPホイールは4.5kgであり、樹脂製バンパーも6.3kgを3.1kgにできた。
後部ハッチはガラス部分もCFRPに変えており、下部のエクストラウインドー内部のカメラでリアビューを撮影して画面に表示する。
45kgはこうした軽量化の積み重ねで実現した。ただし、今回は左側の前後ドア、ホイールなどはまだCFRP製に変えておらず、今後それらを交換することでさらに軽量化効果は高まるという。なお、空力特性を改善するため、ボディ下部にCFRP製のアンダーパネル(24.5kg)を装着しており、展示した車両における実際の質量軽減は20.5kgにとどまっている。
バンパーフェースをCFRPにすると半分の重さになるんだねぇ。 歩行者保護性能は落ちそうだけど。 しかしここまでやっても45kgの軽量化にとどまるというのが、軽量化の難しさを物語っているよね。
フードやアンダーパネルなんか、販売したら結構需要はあるんじゃないのかな?