新型AtomはWebサーバーとして使えるか?

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【西川和久の不定期コラム】 新型Atomを使ってファンレスサーバーを作る

実際この環境でWindows 7を触ってみると、SSDの効果もあるだろうが、割と普通に動いている。AspireRevoとの差もGPUが関係するアプリケーションやコンテンツを扱わない限りあまり感じられない。割とバランス自体は良いようだ。気になる点としては、IE8のスムーズ・スクロールが少しヌメヌメ波打つ感じになる事だった。 (中略)
 
とは言え、従来のAtomプロセッサと比較すれば若干速くなるものの、ベンチマークの結果から分かるようにAtomプロセッサはAtomプロセッサでしかない。CULV CeleronやCore系には及ばない。過度の期待は禁物だ。

デスクトップ用として使っても、そこそこ動きそうですね。

Webサーバーとして使用する場合ですが、

OSは、使い慣れているCentOS 5.4のx84_64(64bit版)とした。新しいAtomプロセッサとチップセットは、CPU側にGPUやメモリコントローラーを内蔵しているので、それに対応しているのかなと思ったものの、インストールDVDで起動したところ、何事も無かったように、グラフィカルインストーラーが適正な解像度で立ち上がった。カーネルパニックも発生せず、デスクトップ環境無し、Serverコンフィギュレーションで無事動いている。 (中略)
 
次に筆者の使っているブログエンジン、sb 1.23Rのデータをそのまま、このサーバーへコピー、環境を整え全記事を再構築したところ、48秒かかった。これは現在使っているサーバーよりちょうど 2倍遅い値。全記事の再構築は滅多に行なわないので、この程度の差であれば我慢できる範囲だ。(中略)
 
いずれにしても現在筆者のブログなどを運営しているサーバーマシンは「DELL PowerEdge 750」。Pentium4 3GHz、メモリ1GB、HDD 250GB×2(SATA/RAID1)と、それなりなのだが、発熱が多く、ファンの音もうるさく、複数のサイトが入っているとは言え、1万pv/日も無いWebサーバーにこのマシンを使うのはあまりエコではない。テスト後、機会をみて今回のマシンへ切り替えたいと思っている。

我が家のサーバーは FreeBSD 7-STABLEなんですが、ちゃんと対応しているのかな? 動くようなら交換してみたいですね。

でもPentium4 3GHzの半分というのは、ちょっと遅過ぎるように思います。 マルチコアが生きてないんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうね?