アイシング

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昨日の帰宅時は久しぶりに雨でした。 気温が低い中でしたが、張り付きはそれほど酷くなく、無事帰宅できました。

今朝は、昨晩降った雨で路面が凍結しているんじゃないかと心配しましたが、大丈夫でした。 ジョルカブのエンジンを掛けて、20秒くらい暖機してから走り出しました。

200mくらい走ったところのT字路手前で、スロットルを戻したのですがエンジン回転が落ちません。 「こりゃ張り付いたな」と、スロットルを数回煽ったのですが、手ごたえはスカスカで一向に回復しません。
速度は30km/hくらい。 パニックにならないよう心を落ち着かせて、リヤブレーキを握ってスピードを落とし、イグニションキーをオフにしてエンジンを停止させました。
どうやら、前日の雨天走行時にキャブレター内に付着した水分がガソリンの気化熱で凍って、スロットルバルブがアイシングを起こしてしまったようです。

路肩に退避させて、スロットルケーブルをいじってみたりしたのですが、スロットルバルブが降りてくる気配は全然ありません。
今日は講習がある日なので、会社を休む訳にもいきませんし、遅刻もできません。 どうしたものかと少々焦り気味だったのですが、3分くらいしてようやく氷が解けてバルブが降りてくれました。
長めの暖機をしてから再出発し、なんとか無事に会社に到着することができました。 でも、途中でまた凍ってしまったらと、かなり緊張する通勤となりました。


今までも水分でバルブが張り付いて動きが悪くなることはありましたが、完全に凍ってしまったのは初めてです。
関東の冬は雨が少なくて乾燥しているのですが、前日の雨+凍る寸前の低気温の条件が重なって、アイシングを起こしてしまったようです。
次からは、長めの暖機をして様子をみるように気をつけたいと思います。