ヤマハ発、国内二輪車生産力を3割減

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ヤマハ発動機、国内二輪車生産力を3割減|GAZOO.com

ヤマハ発動機は、二輪車の国内生産体制を見直す。静岡県内に分散している製造拠点を集約するとともに、年間50万台の生産能力を3割減らして35万台程度とする。同時に海外調達部品の採用拡大などを進め、1ドル85円でも競争力を保てるようにする。世界経済危機による先進国の需要急減を受け、前期は26期ぶりに最終赤字となる見込み。市場拡大が見込める新興国には新機種を多く投入する一方、国内の高コスト体質にメスを入れ、苦境からの脱出を急ぐ。
 
同社は二輪車のフレームやエンジンなどを静岡県内にある複数の工場で製造し、本社に隣接する磐田工場(静岡県磐田市)で最終組み立てを行っている。赤字を受け、船外機などを含め10工場(20生産部門)を7工場(13生産部門)に集約する方針を打ち出しているが、主力の二輪車は年産能力35万台程度を前提に再編を進める。損益的には1ドル85円、年産25万台でも利益が出る体制を目指す。

年産25万台が採算ラインって多すぎない? 来年度の国内需要は40万台(それも輸入込み)だし、輸出だってどれだけ回復するか。