クルマ屋と電池屋の同床異夢

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【井元康一郎のビフォーアフター】 パナソニックのエネルギー戦略と自動車業界の苛立ち | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)

自動車メーカーサイドからは最近、思い通りに動いてくれないバッテリーメーカーへの苛立ちの声がたびたび噴出している。
 
「バッテリーメーカーは、ボンネットの中など高温な場所に置くことを前提に試験するといった、クルマに適合した開発をやってくれない。電池にはもう当分期待しない」(ハイブリッドカー開発を手がけるトヨタの技術系幹部)
 
「ウチが出した仕様を全然聞いてくれない。最近は首脳陣も『GSユアサ以外とやることだってあってもいい』などと言っています」(ホンダ関係者)(中略)
 
画期的な商品を作るためには、無数のサプライヤーを手足のように使えなければならない新車開発の世界では、そうしたスタンスにも一定の正義はあった。が、パナソニック―三洋連合の将来ビジョンのもとでは、自動車メーカーが言われる側に回る可能性もある。「クルマ単体を素晴らしくしたいというあなた方の気持ちはわかりますが、社会全体のエネルギー効率を上げるためには、このスペックをクルマの側で守ってもらわないと」といった具合である。

最近の18650型Liイオン充電池に関する動きをみていると、まさしく「汎用電池に合わせたクルマを作ってくださいね」と言われているような気がします。
果たしてどちらが正しいのか。 判断できるようになるのは、2015年くらいじゃないかな。