レノボ・ジャパン、「10万円を切る」ThinkPadを発表 - ITmedia +D PC USER
レノボ・ジャパンは、ThinkPad X100eとThinkPad Edge 13”について、「第4世代のThinkPad」と位置づけている。その意味について、レノボ・ジャパン 取締役副社長 研究・開発担当の内藤在正氏は、「ThinkPadの経験をより多くのユーザーに提供したい」と、低価格のThinkPadを投入するメリットを説明した。
あわせて内藤氏は、低価格モデルでもこれまでのThinkPadシリーズと同様に、「ユーザーの競争力を高めるビジネスツールとしての性能は変わらない。従来から受け継がれているThinkPadの“スピリッツ”は、ThinkPad X100eとEdgeにも受け継がれている」と訴える。
自分も5年間、ThinkPadを持って海外出張に行きましたが、携帯電話におけるNOKIAと同じで、やはり安心感があります。 海外でPCが不動になったら、仕事になりませんからね。
【大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」】 いよいよ第4世代に踏み出したThinkPadとは?
ThinkPad Edgeおよび同時に発売するThinkPad X100eでは、LCDリアカバー(天板)部をドーム形状とすることで、高価な金属や複合素材を使用することなく、外的な圧力に耐えうる強度を実現。さらに、トラックポイントも設計を見直し、高さを0.4mm低くし、LCDとのギャップを最小化。キーストロークもThinkPad Edgeでは2.5mmを実現し、「伝統のキーボードタッチを実現した」という。
また、冷却設計にも力を注ぎ、内部エアフローを改善し、騒音レベル、表面温度など、「ThinkPadのクライテリア(評価基準)にミートするレベルを実現している」としたほか、防水機能についても、「従来のThinkPadで採用しているドレン(配水管)構造はコストの関係で採用できなかったが、防水シート、バスタブ構造によって、液体こぼしのダメージを最小化している」という。
キーボードはドレン構造じゃないんだ。 それはちょっと残念。
今後のThinkPadが全部こうなるというわけではないでしょうが、企業のIT部門が選ぶ標準PCは価格も重要視されるので、コレになっちゃうかもしれませんね。