FastCGI による高速化に味をしめて、今度はApache 2.2.14 を MPM worker で動かしてみることにしました。
MPM workerで動かすには、Apacheを再コンパイルする必要があります。
ウチのはportsで入れているので、/etc/make.conf を
# added admin for apache22 worker
.if ${.CURDIR} == "/usr/ports/www/apache22"
WITH_SUEXEC=yes
WITH_MPM=worker
WITH_THREADS=yes
WITH_MEM_CACHE=yes
WITH_CGID=yes
.endif
.if ${.CURDIR} == "/usr/ports/databases/mysql5*"
WITH_CHARSET=utf8
BUILD_OPTIMIZED=yes
BUILD_STATIC=yes
. endif
.if ${.CURDIR} == "/usr/ports/lang/perl5.8"
WITH_THREADS=yes
WITH_GDBM=yes
ENABLE_SUIDPERL=yes
. endif
# added by use.perl 2010-02-19 21:28:05
PERL_VERSION=5.8.9
としました。 MySQL と Perl については「ついで」です。
www# setenv FORCE_PKG_REGISTER yes
としてから、apache22、mysql55-server、perl5.8 を make reinstall しました。
あと、/usr/local/etc/apache22/httpd.conf に以下の記述を加えました。
<IfModule worker.c>
StartServers 2
MaxClients 150
MinSpareThreads 25
MaxSpareThreads 75
ThreadsPerChild 25
MaxRequestsPerChild 0 #0は無制限を意味する
</IfModule>
Apache と MySQL をどちらも再起動してみましたが、どちらもちゃんと動いているようです。
これで Dual Core × Hyper Threading の Atom D510 の能力を、フルに引き出すことができるかな?
効果ですが、Webページの表示が以前はモッサリしていたのが、若干速くなったというかキビキビしたような気がします。 プラセボかもしれませんけどね。